CAD・CAM・CAE関連企業ランキング2021【将来性・年収・売上・社員評価】
本記事の内容
CAD・CAM・CAE関連企業の特徴
日本におけるCAD/CAM/CAE関連の市場規模は、前年度比5.2%増(2019年度)となり、近年は拡大傾向にあります。
コロナ禍で2020年は落ち込む見込みですが、製造業の設備投資には欠かせないツールとなっていますので、今後も需要増が見込まれます。
業界は比較的小規模の専門企業が多く、業界内の年収も高くはありません。
例えばCADオペレータとして就職する場合、平均年収は300〜400万円と言われています。
今後AIの発達によってオペレータ業務がなくなることも予想されますので、これからCADオペレータになるというのは個人的にあまりオススメできません。
現在、既にCADなどのオペレーション技術を身につけている方なら、オペレータ業務ではなく設計者やその人的な支援業務、またマネジメントや営業といった周辺の職を検討してキャリアの幅を広めると、将来性が高いキャリアを構築できると考えます。
CAD・CAM・CAE関連企業 企業ランキング2021
3つの視点で企業をランキング化します
本記事では以下の3つの視点でCAD・CAM・CAE関連企業の企業を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。
[本記事の3つのランキング]
- 1. 企業の安定性
- 2. 社員の平均年収
- 3. 社員による自社評価
企業の安定性
会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。
社員の平均年収
就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
日本企業は年功序列のため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がります。参考のため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。
社員による自社評価
OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。
CAD・CAM・CAE関連企業企業の安定性ランキング
- 図研292.96億円 (1407 人)
- セラク114.1億円 (2219 人)
- アビスト91.28億円 (1166 人)
- 鉄人化計画71.66億円 (163 人)
- エヌ・シー・エヌ66.1億円 (90 人)
- ビーイング64.87億円 (430 人)
- ゼネテック47.2億円 (247 人)
- 応用技術43.17億円 (212 人)
- アンドール28.91億円 (323 人)
- ジーダット18.94億円 (120 人)
CAD・CAM・CAE関連企業社員の平均年収
- 図研774.3 万円 (44.0 歳)
- ジーダット678.2 万円 (46.7 歳)
- ビーイング659.9 万円 (41.1 歳)
- 応用技術656.2 万円 (41.6 歳)
- エヌ・シー・エヌ604.9 万円 (40.1 歳)
- ゼネテック526.9 万円 (39.0 歳)
- アビスト462.4 万円 (31.2 歳)
- 鉄人化計画435.0 万円 (34.7 歳)
- アンドール395.8 万円 (34.1 歳)
- セラク354.5 万円 (30.0 歳)
CAD・CAM・CAE関連企業社員による自社評価
- ビーイング3.62
- 鉄人化計画3.14
- 応用技術3.11
- ゼネテック3.10
- 図研3.10
- ジーダット2.97
- エヌ・シー・エヌ2.88
- 図研テック2.78
- アビスト2.73
- アンドール2.72
- セラク2.59
まとめ

「業界売上トップ企業は図研、平均年収のトップは図研で774.3万円、社員の評判が最も高いのはビーイングだね。就活の参考にしよう!」
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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