化学メーカーランキング2020【売上・年収・社員評価】

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この記事は、化学メーカーのまとめです。化学メーカーへの就職・転職を希望する方が優良企業を選ぶことができるよう、化学メーカーの企業一覧をランキング形式で紹介します。

本記事の内容

石油化学製品ができるまで

石油化学製品は、石油精製工場で取り出される石油製品のうち、ナフサから生産されます。

ナフサは分解炉によって、エチレンなどの石油化学基礎製品になります。

さらに石油化学基礎製品からプラスチックや化学繊維、合成ゴムなどの誘導品に加工されます。

出典:石油化学工業協会 

 
総合化学メーカーはナフサから石油化学製品を生産し、誘導品メーカーはエチレンなどの石油化学基礎製品から石油化学製品を生産する企業のことです。

化学メーカーはハイテク企業

化学メーカーはハイテク企業

化学メーカの加工技術はより高度に微細に、つまりハイテク化してます。そして化学メーカーの一番の魅力は、そのハイテク技術によって作られる製品ではないでしょうか。化学メーカーが生み出す卓越したハイテク製品を2つ挙げます。

  • ヒートテック、エアリズムを開発した東レ
  • 世界シェアの9割を占める日本のフォトレジスト製造技術

ヒートテック、エアリズムを開発した東レ

ユニクロのおなじみのヒートテック・エアリズムといった製品に使われる繊維素材は、化学メーカーの東レと共同開発したものです。

化学素材より自然素材が好まれてきた。しかし今は変わった。

ヒートテックは、ポリエステル・アクリル・レーヨンといった化学繊維がそれぞれに持つ機能を組み合わせることで、これまでにない発熱性能を持たせた製品です。

またエアリズムは髪の毛の12分の1の極細のポリエステル原糸(マイクロ繊維)100本を1本に束ねた糸で生地を編むことにより、毛細管現象によって汗を吸い取ることができます。

化学素材を微細なレベルで制御しうまく組み合わせることによって、綿や絹などの自然素材よりも高機能・高品質の衣料を作り出すことができました。このことから、化学メーカーはハイテク企業だということがわかります。

世界シェアの9割を占める日本のフォトレジスト製造技術

化学メーカーがハイテク企業であることがよくわかるもう一つの例は、化学メーカーは電子部品材料や半導体素材メーカーでもあるということです。

高品質フォトレジストは日本の戦略物資

例えば半導体製造に欠かせない高品質のフォトレジストを作ることができるのはほぼ日本企業しかなく、JSR・東京応化工業・信越化学工業などの日本の化学メーカーの世界シェアは9割にもなります。

総合化学メーカーの世界シェアは高くないが、大きな問題ではない

総合化学メーカーの世界シェアは高くないが、大きな問題ではない

中国の石油化工集団(売上:8.6兆円)、ドイツのBASF(売上:7.6兆円)など世界トップ化学メーカーと比べると、日本の総合科学メーカーのシェアは決して高くはありません。

ただし内実を考えれば、中国国内には巨大の石油製品需要があり、日本企業よりも売上が高くなるのは当然です。

またBASFは世界で最も古い総合化学メーカーで、石油に関わるあらゆる事業を行っていると言えるほど、事業は多岐に渡ります。そのため、売上規模も大きなものとなっています。

今後日本の化学メーカーが生き残りをかけて勝負すべきは、単純な化学製品の市場ではなくハイテク市場でしょう。化学製品市場という大きな市場で見るのでは無く、個別のセグメントで卓越した製品を産み出しつづけられるかにかかっています。

化学メーカーランキング2020

化学メーカーランキング2020

3つの視点で企業をランキング化します

本記事では以下の3つの視点で化学メーカーの企業を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。

[本記事の3つのランキング]

  • 1. 企業の安定性
  • 2. 社員の平均年収
  • 3. 社員による自社評価

企業の安定性

会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。

社員の平均年収

就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
特に日本企業は年功序列の傾向があるため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がることが一般的なため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。

社員による自社評価

OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。

化学メーカー企業の安定性ランキング

  1. 住友化学23185.7億円 (32542 人)
  2. 旭化成21704億円 (39283 人)
  3. 信越化学工業15940.4億円 (21735 人)
  4. 三井化学14829.1億円 (17743 人)
  5. 昭和電工9064.54億円 (10813 人)
  6. 東ソー8614.56億円 (12955 人)
  7. エア・ウォーター8014.93億円 (15757 人)
  8. 大陽日酸7403.41億円 (19229 人)
  9. 宇部興産7301.57億円 (11010 人)
  10. 日立化成6810.25億円 (22989 人)
  11. カネカ6210.43億円 (10571 人)
  12. クラレ5758.07億円 (11115 人)
  13. JSR4967.46億円 (8748 人)
  14. ダイセル4648.59億円 (12319 人)
  15. 大日本住友製薬4592.67億円 (6140 人)
  16. 田辺三菱製薬4247.67億円 (7228 人)
  17. デンカ4131.28億円 (6133 人)
  18. 日本触媒3388.69億円 (4454 人)
  19. トクヤマ3246.61億円 (5471 人)
  20. ADEKA2993.54億円 (5154 人)
  21. 日産化学2048.96億円 (2583 人)

化学メーカー社員の平均年収

  1. 住友化学903.5 万円 (40.7 歳)
  2. 大日本住友製薬891.0 万円 (42.3 歳)
  3. 信越化学工業855.9 万円 (42.1 歳)
  4. 三井化学850.1 万円 (41.2 歳)
  5. 大陽日酸848.1 万円 (42.6 歳)
  6. 田辺三菱製薬846.0 万円 (45.0 歳)
  7. 昭和電工815.1 万円 (40.0 歳)
  8. 日本触媒797.2 万円 (38.0 歳)
  9. 日産化学795.8 万円 (40.0 歳)
  10. 東ソー793.8 万円 (39.5 歳)
  11. 旭化成787.2 万円 (42.3 歳)
  12. ダイセル769.4 万円 (41.3 歳)
  13. JSR755.1 万円 (38.8 歳)
  14. カネカ753.3 万円 (40.6 歳)
  15. 日立化成744.3 万円 (42.4 歳)
  16. トクヤマ714.2 万円 (42.5 歳)
  17. デンカ706.9 万円 (40.6 歳)
  18. ADEKA701.9 万円 (38.5 歳)
  19. クラレ699.4 万円 (41.0 歳)
  20. エア・ウォーター690.2 万円 (43.7 歳)
  21. 宇部興産689.3 万円 (41.5 歳)

化学メーカー社員による自社評価

社員による自社評価

  1. 旭化成4.48
  2. 日産化学3.59
  3. 大陽日酸3.47
  4. 大日本住友製薬3.40
  5. JSR3.40
  6. ADEKA3.36
  7. 田辺三菱製薬3.35
  8. クラレ3.35
  9. 三井化学3.34
  10. 東ソー3.33
  11. 住友化学3.29
  12. 三井化学東セロ3.22
  13. 三菱ケミカル3.19
  14. トクヤマ3.19
  15. 昭和電工3.18
  16. 三井化学アグロ3.14
  17. 日本触媒3.13
  18. 三井化学ファイン3.08
  19. カネカ3.07
  20. 日立化成3.03
  21. ダイセル2.99
  22. 信越化学工業2.94
  23. 宇部興産2.85
  24. エア・ウォーター2.80
  25. デンカ2.78
  26. クルツァージャパン2.66

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