Last-Modified: 2021/03/03

GAFAの次は？世界で最も儲かっているIT企業ランキング2021

IT企業ランキング社会

この記事は、IT企業に関心のある方、グローバル化するマーケットの動向が気になる方に向けて、世界で最も利益をあげているIT企業の一覧をランキング形式で紹介します。参考になりましたら幸いです。

結論：

利益の大きいグローバルIT企業に、GAFA+M、サムスン、インテルが挙げられる
日本企業の中で利益額トップのIT企業は、ソフトバンク(１０位)
アマゾンは利益を溜め込まず、次世代覇権のための研究開発に巨額を投じている
時価総額の高い企業としてテスラ、エヌビディア、ペイパルが挙げられ、市場から次のGAFAとしての期待が伺える

日本企業のランキングはこちらをご覧ください。
» 参考：IT企業ランキング
 » 参考：WEB系IT企業ランキング

本記事の内容

世界を席巻するGAFA＋マイクロソフト
GAFAと肩を並べるサムスン・インテル
GAFAの次は？世界で最も儲かっているIT企業ランキング

世界を席巻するGAFA＋マイクロソフト

日本経済新聞2020年5月9日の記事で、米国GAFA＋Microsoftの合計時価総額が東証1部全体よりも大きくなったと報じられました。

GAFA＋Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に
株式市場で巨大IT（情報技術）に資金が集中している。米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。テレワークやインターネット通販など新型コロナウイルスで変容した生活様式でも勝ち組で、自動車などの次世代技術での投資余力も大きいことから評価を集める。ただ資金の一極集中は市場のいびつさを映してもいる。

出典：日本経済新聞

　
株価は将来への期待を含みます。一企業としてだけでなく、アメリカ経済全体への期待感もあっての時価総額です。

では実際GAFA+Microsoftはどのくらい儲かっているのでしょうか？本記事では2019年1年間の決算情報から、世界で最も稼いでいるIT企業を調査し、TOP30社をランキング形式でまとめました。

GAFAの次のビジネスモデルを知る一冊

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GAFAと肩を並べるサムスン・インテル

第２位：サムスン

2019年の利益額から、サムスン電子はアップルに次いで世界第二位のグローバルIT企業といえます(3兆9895億円)。

主力はスマホのGalaxyシリーズと半導体であり、韓国国内の市場規模は大きくない一方、グローバル市場により、高収益となっています。
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第５位：インテル

インテルは世界で最も売れているCPUメーカーです。これまでは圧倒的シェアを誇りましたが、近年では一般向け市場はAMDに、製造技術ではサムスンやTSMCと競り合っており、GAFAと肩を並べる一方で競合との厳しい戦いを強いられています。
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GAFA+Microsoftの中で最も利益の少ないAmazon

第１３位：アマゾン

アマゾンはGAFA+マイクロソフト 5社の中で最も利益の少ない企業です(1兆73億円)。

以前よりアマゾンは利益をため込まない体質の企業で、投資に資金を惜しみません。研究開発費の投資額は世界１位で、直近1年で2兆2600億円もの投資を行っています。最終利益の倍以上の金額を、未来のテクノロジーに投資していることになります。
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ホリエモン「ぼくは正直、国じゃなくAmazonに税金を納めたいくらい。それぐらい国民国家よりも優れた仕組みで経営されている。」

出典：堀江貴文講演「将来の夢なんか、いま叶えろ。」

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第３位：グーグル

グーグルは現代のグローバル社会を代表する最強企業の１つです。

直近ではコロナ禍で一部サービスを縮小したり、オーストラリア政府との間でコンテンツ利用料の支払いを請求されるなど、課題の対応に追われていますが、DeepMind(Googleの人工知能分野の子会社)やCalico(アルファベットの疾患・老化研究を行うバイオ分野の子会社)など未来のテクノロジーに投資する方針に変わりはなく、Google MapやYoutubeなど新しいテクノロジーによってビジネスを創造してきた同社のスタンスは、今も変わりないと言えます。
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第11位：TSMC

TSMCは台湾の半導体製造会社(ファウンドリ)で、半導体の製造分野で世界トップの企業です。

半導体の性能は、電気回路の線幅を微細にする技術によって大部分が決まります。

インテルの現行製品が10nm(1億分の1メートル)なのに対して、TSMCが2021年内に実用化しようとしているのは3nm(10億分の3メートル)と非常に微細で、世界最強の技術力を誇っています。
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