SEの仕事がつまらないエンジニアに送る解決策

IT業界(SIer) 仕事術

SEの仕事がつまらないエンジニア

SEの仕事がつまらないエンジニア
「会社に行っても忙しいばかり。その割に何だかやりがいがなくて、毎日がつまらないなぁ。就職した時はこんな事になるとは思ってなかったんだけど。会社からの評価も理想通りじゃないし、毎日消耗していながら生きるみたいな感じがするし、実はエンジニアに向いてないんでしょうか。もう異業種に転職しようかな。。。」

こんな悩みを解決します。

SEの仕事がつまらない7つの原因

転職しなくても、仕事の仕方や仕事に向かう意識を改善するだけで大きく変わるかもしれません。会社からの評価も上がって一石二鳥です。まず、仕事がつまらない原因を7つ挙げます。

仕事に対して感じる不幸な意識

 原因1:上司の意向に沿って仕事を進めなくてはならない
 原因2:チームメンバーが十分な仕事をしてくれない
 原因3:やらないといけない仕事がたくさんあるから、とにかく前に進める

現状に対して感じる不幸な意識

 原因4:一生懸命頑張っているのに評価に繋がらない
 原因5:上司から与えられる今の仕事があまり良くない

仕事をつまらなくする仕事

 原因6:進捗が計画通りに進んで見えるように遅延タスクに細工する
 原因7:未確定事項が多いため、曖昧な記載で資料を作成する

本記事の内容

こうした仕事をつまらなくしている状況に対して、大きく2つのアプローチで解決策を提案します。

  •  ①意識を変える
  •  ②仕事の仕方を変える

この記事を書いている私は社会人歴12年、年収1,000万円ちょっとのエンジニアです。

特に若い頃に仕事がつまらないと思い悩んでいた経験があり、なんとか会社には行くけどもう会社辞めたいなぁなんてことを頻繁に思っていました。

今、そんな辛い想いをしているエンジニアの方に少しでも助力になれば幸いです。

①SEはつまらないと感じているなら、原因を分析して意識を変える

SEはつまらないと感じているなら、原因を分析して意識を変える

つまらない仕事とクリエイティブな仕事とは真逆であることをポイントに解決策を考えます。

社内で評価される仕事の多くは、クリエイティブな成果です。

ですから例えば面白みが無いと言われがちな金融系システムや運用・保守業務であっても、仕事をクリエイティブに進めることで仕事がつまらない状態から脱却でき、ある程度幸せになれると思っています。

具体的にどうすれば良いか、先に挙げた原因別にみていきたいと思います。

原因1:上司の意向に沿って仕事を進めなくてはならない

上司の意向に沿って仕事を進めなくてはならない

例えば自分のやった仕事を上司に説明する際、「ここをこう変えてはダメか?」と言った指摘を受けると思います。

指摘された点について自分で深く考えずに上司に言われたまま「変えます」と受け応えしてしまうのがこのケースで、私も長年そうやって上司の意向に沿って仕事をしてきたタイプですのでそういう傾向のある人の気持ちが良くわかります。

これにはいくつかの問題があります。まず上司はそれが一番良いと思っておらず、「他の案を検討し尽くしてないのなら検討してみてくれ」と示唆しているに過ぎないケースがあります。また上司によりますが、わざとブレスト的に、思いつきで言っていることもあります。

第二に、仕事が面白くないこと。与えてもらった方針で仕事を進めても下請けのようになってしまって、面白みがありません。上司が変わるたびに考え方を合わせなければならないという自身の一貫性のなさも自分自身を消耗することに繋がります。

上司の意向に対して、「Yes」一択になるのはやめましょう。「Yes」か「No」か自分の検討結果をしっかりと伝えるのが部下の役割です。「Yes」一択では評価に繋がらず、逆効果なのです。

自分が良いと思ったことは上司に反発してでもやってほしいなと思います。責任は私が取りますから自由にやっていただきたいと思います。
– トヨタ自動車 落合満副社長

原因2:チームメンバーが期待通りの仕事をしてくれない

チームメンバーが期待通りの仕事をしてくれない

メンバーが自分の期待値通りの仕事をしてくれないためにイライラしてしまうというのがこのケースです。同僚や他部署の関係者、関連会社の人など、仕事で関わるあらゆる人に対して起こり得ます。

人の成長のペースや仕事の出来不出来は個人差が大きいですから、他人の期待値を自分が設定しないほうが良いです。

また、その人自身を否定してしまうことで不幸の連鎖が起きてしまいます。否定されると精神的に参ってしまって休みがちになったり、誰が彼を追い詰めたんだ?と言う話にもなりかねないからです。

ですから「仕事の不出来」を憎んでも「人」を憎まない方が良いです。問題点を明らかにし、業務上の適切なアドバイスを粘り強くするようにしましょう。

原因3:やらないといけない仕事がたくさんあるから、とにかく仕事を前に進める

やらないといけない仕事がたくさんあるから、とにかく仕事を前に進める

忙しいとき、目先の仕事に常に追われてしまう経験はありませんか?

たくさんの仕事を予定通りこなすことに注力するあまり、仕事が単純作業のようになってしまうのがこのケースです。

単純作業ではクリエイティブとは言えないですよね。

品質も高まりませんから、「こんなに仕事をしたのに品質が悪いと言われるなんて」と仕事に対する評価も悪循環に陥り、消耗してしまいます。

忙しい・忙しいと焦る気持ちをグッと堪えて、一つ一つの作業に真摯に向き合うことで良い方向に向かいます。

まずは作業を始める前に5分でもじっくりとその作業の本当の目的を考えてみるのがオススメです。

この5分で作業の目的が補正されれば、アウトプットの内容も変わって品質も高まります。すると仕事に安定感が出てきて、「彼は忙しさで自分を失うことなく、品質の高い成果物をキッチリ出せているな」と、評価が大きく変わるのです。

原因4:一生懸命頑張っているのに評価に繋がらない

一生懸命頑張っているのに評価に繋がらない
アウトプットの品質が上がらないという理由以外に、携わっている仕事内容や与えられた仕事が良くないために頑張っても評価に繋がらないというケースです。

この考え方もクリエイティブではないため、仕事がつまらない原因になってしまいます。

実はクリエイティブな仕事は、どんな業務にも着想します。品質をあげるにはどうしたら良いか?生産性をあげるにはどうしたら良いか?そもそもこの仕事は別の仕事で代替できないか?など前向きでクリエイティブな発想をすると、仕事は豊かになるのです。

小さな改善であっても、一つ一つの積み重ねによって評価が上がり、異動希望先の部署、転職の際のアピールポイントに繋がり、自分が希望する業務をやれる道筋をつけることができるのです。

原因5:会社を意識し過ぎる

会社を意識し過ぎる

「会社員ですから」「会社行かないと」「会社嫌だ」という風に会社を意識し過ぎるケースです。

まだ東京で消耗してるの?

有名ブロガーの言う、「東京で消耗」なんて実際はしません。これに共感される方が消耗している原因は、会社に対する意識が強いことの方が本質かもしれません。

会社員でもノマドなどのフリーランスでもやるべきことは一緒で、顧客が満足する質と量のアウトプットを継続的に出していく事です。

ですから「会社」を意識する必要はなく、「仕事」を意識した方が良いです。「会社が、会社が」と意識していると、たとえ会社が嫌いな人でも潜在的に会社依存症に陥っている可能性があります。

会社依存症は人生をつまらなくしてしまうので直した方が良いです。

②SEはつまらないと感じているなら、原因を分析して仕事の仕方を変える

取り繕うような仕事ばかりしていると、消耗してしまいます。

SEはつまらないと感じているなら、原因を分析して仕事の仕方を変える

顧客対応などで止むを得ない場合もありますが、極力そうした仕事ではなく本質的に意味のあることや、より良くすることにエネルギーを注ぐように仕事の仕方を変えると、私の経験上良い結果に繋がりやすいです。

原因6:進捗が計画通り進んで見えるように遅延タスクに細工する

進捗が計画通りでないと怒られるからといって、進捗ではなく計画の方を変更したり言い訳を考えるのが仕事になってしまっているのがこのケースです。

本来注力すべき事は遅れや問題にどう対処するか考える事ですが、報告を取り繕うことにエネルギーを消耗してしまいます。

それよりも進捗が計画通りでない事をオープンにしたうえで、対処方法をしっかりと考えて報告した方がプロジェクトも評価もずっと良い結果が得られます。

原因7:未確定事項が多いため、曖昧な記載で資料を作成する

自分の担当する業務が上流工程になればなるほど、要件や設計が決まらないという状況が増えていきます。

まだ仕様が決まっていないシステムの設計書を曖昧な記載で誤魔化しつつ書いてしまうのがこのケースです。

本来設計すべきことがモヤっと書かれてしまっては、設計書をレビューする人も開発する人も困ってしまいます。

バージョン1の設計書で未決定の事項は「未決定」と明記し、バージョン2の設計書で決定事項を修正すればいいのです。

曖昧な設計は価値がないので、つまらない仕事をすることになってしまいます。仕事と割り切って書くより、「未決定」と割り切ってその事実を設計書に明記した方がスッキリ仕事が進みます。

金融系や運用・保守業務などつまらないと言われる仕事であっても、自分でできる改善から【経験あり】

面白みが無い金融系システムや運用・保守業務でも幸せになれる

今回は以上です。私自身も一般に面白みが無いと言われる金融系システムや運用・保守業務を経験してきましたが、こうした改善を繰り返して仕事を楽しくできるようになりました。ですからこの経験が少しでもお力になれましたら幸いです。