日本のゲーム業界/ゲーム会社ランキング【転職者向け】

ゲーム業界

日本のゲーム業界について調べる人

日本のゲーム会社について調べる人
「そろそろ他の会社に転職したいな。ゲームが好きなので、ゲーム会社で働けたら最高だな。具体的に転職の候補になる企業や、転職条件も気になるな。」

こんな疑問に答えます。

この記事を書いているのは、IT業界歴14年・年収1,000万円ちょっとのアプリケーションエンジニアです。

中学生の頃からコーエーのゲームが大好きで、ずっと遊んでいます。

この記事では、ゲーム会社への就職・転職を希望する方が優良企業を選ぶことができるよう、ゲーム会社をランキング形式で紹介します。

【転職者向け】ゲーム会社ランキング

【転職者向け】ゲーム会社ランキング

スマホゲームから専用ゲーム機、パソコンゲームなど様々なデバイスに様々なタイトルが次々とリリースされるゲーム業界。

ゲーム好きの人ならば、自分もゲームクリエイターになってみたいとか、開発してみたいという方も多いのではないでしょうか。

本記事ではそんな人気のあるゲーム業界に属する企業をランキング形式で一覧化し紹介したいと思います。

本記事の内容

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ゲーム業界を整理して考える

ゲーム業界を構成する3つの市場と5つの職種を解説します

[ゲーム業界の3つの市場]

  • コンシューマ向けゲーム市場
  • PCゲーム市場
  • モバイルゲーム市場

コンシューマ向けゲーム市場

コンシューマ向けゲームは、家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機でゲームを楽しむ人向けの市場です。主なターゲット層は、一般家庭やゲームをよくプレイする大人です。

例)Nintendo Switch、プレステ、Xboxなど

PCゲーム市場

パソコンを使ってゲームをする人向けの市場です。ターゲット層は、①普段仕事や趣味に使っているパソコンでゲームをしたい人、②専用ゲーム機よりもより高いスペックを求めてゲーミングPCを購入する人の2つのタイプがいます。

例)ALIENWARE(DELL)、OMEN(HP)、GALLERIA(ドスパラ)


1台40万円近い超高級ゲーミングPC:ALIENWARE AURORA(DELL)
ALIENWARE AURORA ゲーミングデスクトップ

モバイルゲーム市場

iPhoneやAndoroid端末を使ってゲームをする人向けの市場です。ライトユーザ向けですが、ハードを買わなくてもいいうえ無料ゲームではじめてもらうことができるため顧客を新規開拓しやすく、今最も成長性の高い市場です。

以下のグラフでは、モバイルゲーム市場が近年急成長していることがわかります。

急成長するモバイルゲーム市場

出典:2020年最新版:ゲーム市場動向レポート 

 

5つの職種を解説

[ゲーム業界の5つの職種]

  • 企画
  • デザイナー
  • エンジニア
  • 営業
  • マーケター

企画

面白いゲームを作れるかどうかは、企画段階の出来に最も左右されます。

ゲーム業界の中でも上流の仕事であり、最もクリエイティブな仕事と言って良いでしょう。

デザイナー

ゲームのキャラクターやユーザインタフェース、イベントやキャンペーンのデザインに至るまで、ゲームにデザイナーはなくてはならないもの。

ゲーム全体のデザインを決める最上流の仕事から、決められたデザインに従って個別の作画を仕上げていく仕事まで多岐に渡ります。

プレイヤーがそのゲームの世界観に入り込めるよう作画には統一感が求められるため、ゲームデザイナーにとってチームワークは必須のスキルです。

エンジニア

ゲームプログラミングはもちろんのこと、オンライン上で発生する大量のリクエストを処理するためにネットワークやインフラに関わるエンジニアの力も必要です。

またユーザが操作する部分のプログラムは、デザイナーと協力して正しく動くよう設計・テストしていくスキルが求められます。

営業

店舗やECサイトなどの小売企業と良好な関係を築いていくお仕事です。

世の中のトレンドが店頭販売からネット販売にシフトしているため重要性に気が付きにくいかもしれませんが、例えば商品を海外展開する際にその成否には営業力が大きく関わってきます。

マーケター

ゲーム企画に対して、商品がどの程度売れるかを分析し、売上を押し上げるためのプランニングをしたり、広告を打ったりします。

売上を左右する活動ですから、時にはゲームの内容にまで影響を及ぼすのがマーケターです。

ゲームの企画から販売までの全体の流れを見て軌道修正したり付加価値をつける大変重要な仕事です。

3つの視点でゲーム会社を一覧化し評価します

3つの視点でゲーム会社を一覧化し評価します

本記事では以下の3つの観点で評価し、ランキング形式でゲーム会社を見ていきたいと思います。

  • 1. 会社の安定性
  • 2. 社員の平均年収
  • 3. 社員による自社評価

会社の安定性

ゲーム会社は、赤字企業が結構多いのをご存知ですか?

かつてあった有名ゲーム会社でも倒産したり吸収合併されたり、ゲーム業界は浮き沈みの激しい業界でもあります。

そのため、コナミのようにフィットネスなどゲーム以外の事業も営んでいるゲーム会社もあります。

本ランキングでは、黒字企業かつ事業規模の大きい、安定したゲーム会社をランキング形式で紹介します。

社員の平均年収

ゲーム業界・ゲーム会社に限ったことではないですが、働くとして次に気になるのは給料、すなわち社員の平均年収ではないでしょうか。

当然給料が高いに越したことはないですし、人材にお金を投資する企業の方が価値のある仕事ができるのが一般的だからです。

シンプルに社員の平均年収をランキングにします。

社員による評価

最後にOpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。

実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。

1.会社の安定性ランキング

会社の安定性

[直近決算での黒字を条件に、売上規模でランキング。カッコ内は社員数]

  • : 任天堂 12005億円 (5,944人)
     ※ 転職方法はこちら
     2位: バンダイナムコ 7323億円 (8,360人)
     3位: サイバーエージェント 4536億円 (5,139人)
     4位: セガサミー 3316億円 (7,993人)
     5位: スクウェア・エニックス 2710億円 (4,601人)
     6位: コナミ 2625億円 (4,881人)
     7位: ネクソン 2537億円 (6,441人)
     8位: LINE 2352億円 (6,488人)
     9位: タカラトミー 1768億円 (2,665人)
    10位: ミクシィ 1440億円 (884人)
    11位: ディー・エヌ・エー(DeNA) 1241億円 (2,437人)
    12位: カプコン 1000億円 (2,832人)
    13位: ガンホー 921億円 (1,152人)
    14位: グリー 709億円 (1,685人)
    15位: コーエーテクモ 389億円 (1,757人)
    16位: コロプラ 389億円 (1,368人)
    17位: エイチーム 371億円 (1,046人)
    18位: KLab 326億円 (597人)
    19位: アエリア 314億円 (580人)
    20位: アカツキ 281億円 (390人)

2.社員の平均年収ランキング

社員の平均年収

[平均年収は社員の平均年齢に大きく影響を受けるためカッコ内に平均年齢を記載しています]

  • : 任天堂 912.6万円 (39.0歳)
     ※ 転職方法はこちら
     2位: タカラトミー 837.9万円 (42.0歳)
     3位: ディー・エヌ・エー(DeNA) 767.5万円 (35.0歳)
     4位: グリー 759.8万円 (35.0歳)
     5位: LINE 716.3万円 (34.4歳)
     6位: コーエーテクモ 700.5万円 (38.0歳)
     7位: ミクシィ 670.9万円 (34.0歳)
     8位: ガンホー 629.1万円 (38.8歳)
     9位: アカツキ 621.8万円 (30.0歳)
    10位: アエリア 600万円 (44.2歳)
    11位: ドリコム 593.4万円 (35.0歳)
    12位: カプコン 588.5万円 (37.0歳)
    13位: マイネット 577.1万円 (33.2歳)
    14位: KLab 570.3万円 (34.0歳)
    15位: マーベラス 568.4万円 (36.0歳)
    16位: ユークス 566.3万円 (35.5歳)
    17位: 日本ファルコム 557.1万円 (35.0歳)
    18位: gumi 554.7万円 (34.0歳)
    19位: ネクソン 547万円 (35.3歳)
    20位: モブキャスト 538.5万円 (37.7歳)

3.社員による自社評価ランキング

社員による自社評価

[OpenWorkに投稿された社員による評価の統計値]

  • : エイチーム 4.13
     ※ 転職方法はこちら
     2位: ディー・エヌ・エー(DeNA) 3.93
     3位: サイバーエージェント 3.93
     4位: 任天堂 3.71
     5位: ミクシィ 3.62
     7位: ソニー・インタラクティブエンタテインメント 3.58
     8位: グリー 3.53
     9位: カヤック 3.50
    10位: LINE 3.47
    11位: イグニス 3.39
    12位: ガーラ 3.32
    13位: バンダイナムコエンターテインメント 3.31
    14位: コーエーテクモホールディングス 3.22
    15位: タカラトミー 3.19
    16位: コロプラ 3.15
    17位: シリコンスタジオ 3.09
    18位: バンク・オブ・イノベーション 3.06
    19位: フロム・ソフトウェア 3.06
    20位: アエリア 3.03
    21位: モブキャストゲームス 3.03
    22位: 日本一ソフトウェア 3.00

2020年版|良いゲーム会社に転職する最も簡単な方法

ほとんどの人は日々の暮らしに精一杯で、ライフスタイルを変えるような転職について、真剣に考えていません。

ほんの少しだけの手間で幸せになれるのに。もったいないですね。

具体的に解説します。

優秀な転職エージェントと組めば、良いゲーム会社に転職できる

転職エージェントを使い倒して、プロの知識と時間を無料で買う

やるべきことは1つだけ

転職情報を見るのをやめて、転職エージェントに相談する

転職市場では、転職サイトに公開されているものが2割以下しかなく、非公開求人が8割以上を占めます。

転職サイトを使って自分で個別企業を探しても2割の情報しかアクセスできないため、優秀な転職エージェントと組むことで良い結果が得られます

転職エージェントへの相談は無料ですから、ゲーム業界に強い優秀な転職エージェントを使えば、プロの知識と時間を無料で使わせてもらえることになります。

経験豊富なうえ、非公開求人にもアクセスできますから、転職成功率は大きく高まります。

具体的には10社応募する

事実、転職エージェントを使った場合の内定率は、自力で応募した場合よりもはるかに高いです。マイナビとリクナビが実施している転職者への調査結果をもとにすると、具体的な内定率は10%強です。

つまり、転職エージェント経由で10社のゲーム会社を受ければ、1社から内定が出るイメージを持って望めばOKです。

無料登録して、すぐに情報収集する

すぐに転職エージェントに無料で登録して、現在中途社員を募集しているゲーム会社の情報にアクセスして10社選べるか、試してみましょう。

ゲーム業界への転職におすすめのエージェントは2社

  • G-JOBエージェント ※ゲーム業界に特化している。紹介してもらえるゲーム会社の数が多く、書類選考から面接まで転職エージェントが無料でサポートしてくれる
  • マイナビクリエーター※無料申込するだけでスクエニなどのゲーム会社のオンライン会社説明会に参加できる。こちらも転職エージェントが無料で転職成功をサポートしてくれる。

登録は2社ともしたほうが良いです。複数登録すれば、転職する側が優秀な転職エージェントを選ぶ立場になりますからね。

転職保証もあり

もしもこの2社に登録して転職活動したのに上手くいかないよ、という事があればこちらから私に相談してきていただければ。そのときは私の方で良い作戦を考えたいと思います。

まとめ

最後に本記事のまとめです。

ゲーム業界の市場は大きく3つです

  • コンシューマ向けゲーム市場
  • PCゲーム市場
  • モバイルゲーム市場

ゲーム業界の主な職種は5つです

  • 企画
  • デザイナー
  • エンジニア
  • 営業
  • マーケター

売上高ランキングTOP3

  •  1位: 任天堂 12,005億円 (5,944人)
     2位: バンダイナムコ 7,323億円 (8,360人)
     3位: サイバーエージェント 4,536億円 (5,139人)

平均年収ランキングTOP3

  •  1位: 任天堂 912.6万円 (39.0歳)
     2位: タカラトミー 837.9万円 (42.0歳)
     3位: ディー・エヌ・エー(DeNA) 767.5万円 (35.0歳)

社員による自社評価TOP3

  •  1位: エイチーム 4.13
     2位: ディー・エヌ・エー(DeNA) 3.93
     3位: サイバーエージェント 3.93

転職におすすめのエージェントは2社

  • G-JOBエージェント ※ゲーム業界に特化している。紹介してもらえるゲーム会社の数が多く、書類選考から面接まで転職エージェントが無料でサポートしてくれる
  • マイナビクリエーター※無料申込するだけでスクエニなどのゲーム会社のオンライン会社説明会に参加できる。こちらも転職エージェントが無料で転職成功をサポートしてくれる。

今回は以上です。参考になりましたら幸いです。

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