【転職】転職でITエンジニアが年収1000万円稼ぐために必要なこと

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転職でエンジニアを志望する方・より成長できる環境を望む現役エンジニアの方向けの記事をまとめてみました。

「エンジニアの仕事ってどんなだろう」という方から、「もっと年収をアップしたい、何をすればいいんだろう」といった方向けのまとめページです。将来は給与所得で年収1,000万円以上を目指したい人向けにまとめています。

このページで紹介する記事を上から順番に読んでいくことで、エンジニアについての理解を深めることができ、年収1,000万円を達成するために必要なこと・優先的にやるべきことが理解できるようになっています。

記事を書いている私のキャリア

これらの記事を書いた私のキャリアは、以下の通りです。
 ・大学では情報学科、大学院ではコンピュータサイエンスを専攻
 ・就職してIT業界に12年間従事
(インフラエンジニア7年、アプリケーションエンジニア5年、その間セキュリティエンジニアを10年兼務)

現在は金融業界でアプリケーションエンジニアとして年収1,000万円ちょっと稼いでいます。
数知れぬ失敗も含めて、少しでも私の経験したことが皆様に活かされればと思い、これまでの12年間の身に染みるような体験をもとに記事を書きました。

年収1,000万円以上稼いでいるのは給与所得者全体の4.48%

まずは一般的な情報から年収1,000万円以上稼ぐという目標の難易度を確認しておきます。
 
国税庁が発表している最新の民間給与実態統計調査結果(平成29年度分集計版)によると、給与所得者全体のうち1,000万円以上の給与所得者の割合はわずか4.48%です。さらに女性だけでは1%にも満たない人しかそれだけの給与を得ていないのです。

年収 男性 割合 女性 割合 合計 割合
100万円以下 94.9万人 3.23% 320.4万人 15.94% 415.2万人 8.4%
100万円~ 196.6万人 6.7% 473.4万人 23.56% 669.9万人 13.55%
200万円~ 345.8万人 11.78% 435.3万人 21.66% 781.2万人 15.8%
300万円~ 523.1万人 17.82% 343.5万人 17.09% 866.6万人 17.52%
400万円~ 520.8万人 17.74% 209.9万人 10.45% 730.8万人 14.78%
500万円~ 389.9万人 13.28% 107.8万人 5.37% 497.8万人 10.07%
600万円~ 262.7万人 8.95% 50万人 2.49% 312.7万人 6.32%
700万円~ 186.1万人 6.34% 27.6万人 1.37% 213.7万人 4.32%
800万円~ 128.2万人 4.37% 14.3万人 0.71% 142.5万人 2.88%
900万円~ 84.5万人 2.88% 8.1万人 0.4% 92.6万人 1.87%
1000万円~ 203.0万人 6.91% 19.0万人 0.95% 222.0万人 4.48%
合計 2935.7万人 100% 2009.4万人 100% 4945.1万人 100%

引用元:平成29年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

年収1,000万年以上得るために必要な6つの戦略

給与所得者として上位4.48%以内に入るためにはどうしたら良いでしょうか。その戦略を6つ挙げます。

  1. 自分の働く業界について十分に理解する
  2. 業界の各プレイヤー(企業や職種など)について十分に理解する
  3. 業界内に適切な立ち位置を取る
  4. 業界の短期〜10年後の動向を理解する
  5. 業務内外に関わらず、効率的なスキルアップを図る
  6. ポジティブな転職をする

これらの一つ一つの戦略については、以下で紹介する記事で解説しています。

最も大切なことは、ポジティブな転職をすること。

きっかけは仕事が合わないとか、ネガティブなことでも仕方ありませんが、いざ面接という時までに、ポジティブな転職のストーリーを描き、頭の中で整理をつけておきましょう。これは転職エージェントに相談し、二人三脚でシナリオを作るのが効果的です。

1.自分の働く業界について十分に理解する

IT業界地図とSIer業界地図を解説【業界研究にお役立て下さい】

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【SIer/WEB系】IT業界の平均年収は?【大手中心に解説】

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2.業界の各プレイヤー(企業や職種など)について十分に理解する

アプリケーションエンジニアの仕事内容・やりがい・志望動機は?

SIerにおけるアプリケーションエンジニアの役割を解説。アプリケーションエンジニアの最も基本的な仕事は、お客様の求めるシステムを実現するための機能(プログラム)を開発して納品することです。単純に求めるシステムを実現するだけでなく、見えないニーズを引き出したり、開発する業務の理解がなければ良いアプリケーションを作る事はできないのです。また、プロジェクトマネージャのようなアプリケーションエンジニアの上級職についても解説します。

インフラエンジニアの仕事を解説します【未経験から転職する方法も】

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【IT業界】セキュリティエンジニアの仕事内容・年収・転職方法まとめ

現代はどの企業でもサイバー攻撃による被害を恐れていて、企業経営における最大のリスク要因とも言われています。セキュリティエンジニアの仕事は、サイバー攻撃に対処すること。このほか、社内での内部犯行に対処するケースもあります。高い技術力や業務経験があれば、年収1,000万円以上稼ぐことも可能です。

【転職希望の方向け】IT業界 | SIerで年収1,000万円稼ぐには

まずはSIer内の職種について解説します。中でも高い年収を得るためには、①対象業務に詳しい②管理能力が高い、の2つが条件です。SIer社内には常にいくつものプロジェクトが立ち上がっており、①と②の能力をプロジェクトの現場で発揮することでプロジェクトマネージャ候補となり、年収アップが可能です。このほか、プロジェクトではなく運用保守で①と②の能力を発揮するキャリア、スペシャリストとして年収アップするキャリアも考えられます。

【体験談】文系出身エンジニアのほうが出世する3つの理由【未経験でOK】

プログラミングしたことのない文系出身であっても、エンジニア職は立派に務まります。資料作成など文系出身者の方が身につきやすいスキルも多いですし、そういった技術系以外のスキルは出世に必要なスキルだったりします。技術以外のスキルも含め、バランスよく成長するのが中長期的に見て望ましいキャリアです。


3.業界内に適切な立ち位置を取る

【金融エンジニア】IT業界志望なら、お金持ち系SIerがオススメです【転職】

IT業界に転職を考えている方へ。私はSIerへの転職をオススメします。その理由について記事では5つ挙げています。さらに年収アップの条件として、お金持ち系SIerへの転職をオススメしたいのですが、これについては具体的な企業名も含めてご紹介します。特に金融系がオススメで、私も金融系エンジニアの端くれです。


4.業界の短期〜10年後の動向を理解する

IT業界10年後の動向とは

本記事では昨今の急速なテクノロジーの進化の影響を最も大きく受けるIT業界の動向について、10年後を念頭に解説します。
経済産業省がまとめたIT人材に関する調査やマーケットの動向などのデータを使って、今後求められる重要なスキルを客観的に洗い出し、提案します。


5.働きながら効率的にスキルアップする

IT業界での失敗談 | 私の失敗をあなたの糧にして下さい | エンジニア歴12年【就活・新人・転職】

私の自己紹介を兼ねて、12年間のエンジニア人生の中でやってしまった失敗談を紹介します。失敗を犯した時期によって、1.就職活動、2.新人時代、3.転職後、4.中堅になってからの4つに分類していますので、当てはまるステージに応じてご覧いただければ幸いです。

COBOLエンジニアがJAVAエンジニアよりも市場価値が高い3つの理由【SEの年収アップの裏技あり】

COBOLをご存知でしょうか?1959年に開発された言語ですが、未だ現役で使われています。現在COBOLで稼働している業務は重要なものばかりですがエンジニアに人気が無く、人材不足は深刻です。しかしCOBOLから入って重要業務を理解すれば、大きな年収アップも夢ではありません。プログラミングスキルだけでは、どの言語でも年収に大差はないので重要業務の理解など、+αを身につけましょう。


6.ポジティブな転職をする



毎日の業務に悩むエンジニア向けの記事

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まずは仕事の仕方を見直しましょう

仕事ができないと諦める前に見て欲しい5つの習慣

忙しくて仕事が回らなかったり、周囲に迷惑をかけてもう仕事辞めたいって思うこともありますよね。そんな時に見直して欲しい仕事の習慣を5つ挙げます。気が付いたこと、できることからコツコツと改善を積み上げて、粘り強く成長していきましょう。1.出社したらまず一日のスケジュールを立てる/2.1時間の予定のタスクを40分で終える/3.隙間時間を活用する/4.説明責任は果たすが言い訳はしない/5.帰宅前にやり残しタスクがないか再確認する

 

それでも仕事が合わなかったら職種を変えましょう

インフラエンジニアの仕事がつまらない、これだけの理由

私は12年前に社会人生活をインフラエンジニアとしてスタートさせました。5年程働いて身に染みてわかったことは、仕事をきっちりミスなくやることが最重視されるインフラという仕事が自分には向いてないということです。エンジニアとしてもっと面白いこと、面白いサービスの実現に関わりたい。間もなくして、私はアプリケーションエンジニアに転職したのでした。向いてないと思ったら思い切って職種は変えてOKです。

本記事のおさらい

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