クラウドIT企業ランキング2020|就職・転職向け優良企業一覧
こんにちは。
クラウド大好き、金融エンジニアです。
金融業界とクラウドって、相性悪いんですけどね、
私は使い倒してます。
今回は、クラウド関連企業への就職・転職を希望する方に向けて、ランキング形式で企業を紹介します。
本記事の内容
米国IT企業の独壇場になっている世界のクラウド市場
クラウド市場を席巻しているのはいずれも米国企業。まずは大きな流れとして、主要クラウド企業を紹介したいと思います。
アップル
自社iPhoneやMac製品ユーザ向けのクラウドサービス、iCloudを展開しています。iCloudは消費者向けクラウドとして世界最大のクラウドです。
一般消費者を中心としたGmailやGoogleドライブなどのクラウドサービスに加え、企業向けの安価なクラウドサービスとしてGCP(Google Cloud Platform)を展開しています。
事例
地銀が次世代システム 金融庁、静岡銀などモデルに
地銀ではクラウド型への移行をめざす動きも出ている。ふくおかフィナンシャルグループは19年10月、20年度の設立をめざすネット銀行にグーグル製のクラウドを採用すると発表した。クラウド型はシステムを自社で構築せずネットを通じて利用できるため、初期費用が大幅に少なくて済む。
Amazon
AWSなど、企業向けに安価なクラウドサービスを展開しています。
高市早苗総務大臣は2月14日の記者会見で、10月に運用を始める予定の「政府共通プラットフォーム」にAmazon Web Services(AWS)を採用する方針を明らかにした。当初は「『純国産クラウド』を実現できないかと考えていた」というが、国内各社のクラウドと比較・検証を行った結果、「セキュリティ対策なども含め(AWSが)優れていると判断した」としている。
Microsoft
企業向けの安価なクラウドサービス、Azureを展開しています。
事例
米国防総省はなぜ「AWS」ではなく「Azure」を選んだのか 100億ドルのJEDI契約
Microsoftは2019年10月、米国防総省(DoD)のクラウドプロジェクト「JEDI」(Joint Enterprise Defense Infrastructure)の契約を獲得した。Amazon Web Services(AWS)をのけて得たMicrosoftの受注は、クラウドベンダーの競争の分岐点として記憶される可能性がある。
JEDIは「米国内から米国外へとシームレスに拡張でき、可用性が高く、安全で、回復力に優れたクラウド環境」の構築を目指し、1社のベンダーと10年間の契約を結ぶことを計画している。JEDIの契約は、Amazon Web Servicesが獲得するというのが大方の予想だった。
セールスフォース・ドットコム
企業のCRM(顧客関係管理)で業界最大のシェアを誇るセールスフォースのクラウドサービスです。
IBM
企業向けクラウドサービス、IBMクラウドを提供しています。
オラクル
企業向けクラウドサービス、オラクルクラウドを提供しています。
事例
ビデオ会議サービス「Zoom」を運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは28日、米オラクルからクラウド基盤の提供を受けると発表した。新型コロナウイルス感染を防ぐための「在宅」が長期化するなかで、3億人の利用に応えられるようにする。米IT(情報技術)大手との新たな提携で、利用者の安心感を高める狙いもありそうだ。
アリババ
中国国内で5割のシェアを誇るアジア最大のクラウドサービス、アリババクラウドを展開しています。
VMWare
仮想デスクトップサービス、ホライゾンクラウドを展開しています。
zoom
コロナ禍で最も知名度を上げたのは、WEB会議システムのzoomではないでしょうか。
企業での利用はもとより、個人間でもコミュニケーションツールとして利用が進んでいます。
日本発のクラウド型サービス企業
日本版クラウド トップ10
日本版クラウド トップ10は、フォーブスジャパンがクラウド型サービスを展開する企業の収益をもとに成長性、革新性、ポテンシャル、経営陣の4項目を評価し作成したランキングです。
- 1位: Sansan / 名刺管理サービス
- 2位: freee / クラウド会計ソフト
- 3位: フロムスクラッチ / マーケティング業務支援
※ 無料登録して詳しい転職条件をGET - 4位: プレイド / マーケティング支援
- 5位: スタディスト / 電子マニュアル作成支援
- 6位: ヤプリ / アプリ開発支援
- 7位: トレタ / 予約台帳サービス
- 8位: SmartHR / 労務管理
- 9位: オクト / 建設業向け施工管理
- 10位: カケハシ / 薬歴管理
クラウド企業に転職して、次世代ビジネスでGoogleやAmazonを目指す
次のGoogle/Amazonを作るような、野心的な仕事に携わりたいと思いませんか?日本のクラウド企業、特にSansan、freee、フロムスクラッチの3社の経営者は、本気で世界を変えようと考えています。
ーー まずは具体的にこれらのクラウド企業に転職することで得られるメリットを2つ挙げます。
- 市場価値を圧倒的に高めることができる
- ストレスフリー
メリット1:市場価値を圧倒的に高めることができる
今のIT企業で最も市場価値が高いのは、高度にデータを扱う人材です。
AmazonやGoogleは自社サービスを利用した顧客データをマーケティングに活用したり、サービス改善に用いることで、巨大IT企業に成長しました。
ただ残念ですが、今からAmazonやGoogleのような巨大IT企業に転職しても、小さな歯車になるのが精一杯です。その点、規模の小さい日本のクラウド企業に転職すれば、技術からビジネスまで一貫して学ぶことができます。
クラウド企業はデータをフル活用しています。そのため、技術とビジネス(データを扱う技術+データ経営)の両方をマスターできるわけですね。
つまり日本のクラウド企業に転職して、データ重視の技術者として・ビジネスマンとして成長すれば、市場価値を圧倒的に高めることができるのが強みです。
メリット2:ストレスフリー
会社の人の役職名を間違えて、ヒヤッとしたことはありませんか?
クラウド企業は一般に部署や上司・部下の垣根が低く、対人関係に無駄なストレスがありません。
顧客でない限り、関係者は「山田課長」「佐藤部長」という肩書きではなく、「山田さん」「佐藤さん」とフラットに呼ぶのが一般的なようです。
些細なことと思われるかもしれませんが、社内では小さなストレスが大きく積み重なっていくもの。この例は、クラウド企業が無駄なストレスのない組織を作ろうとしている一例です。
実務で言うと、日本のクラウド企業はスモールビジネスなので関係者の合意形成にかかる手間が少ないうえ、インフラ構築がクリック1つでできてしまうため、ビジネスの立ち上げや改善がサクサク進んでいく点も大きなメリットです。
合意形成に2ヶ月、インフラ構築に3ヶ月なんてスケジュールだと、萎えてしまいますよね、、でもそういう一般企業は多いです。これが1日で済んだらどれだけ仕事がしやすいことか。
つまりクラウド企業なら対人関係のストレスが少なく、「やりたいこと」「やるべきこと」に最短でリーチできる点が大きなメリットです。
クラウド企業は、自社社員からの評価がとても高い
社員による自社評価 クラウド企業トップ3
- 1位: Sansan4.23
- 2位: freee4.20
- 3位: フロムスクラッチ3.70
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これは、OpenWorkに投稿された社員による自社の評価(5点満点)です。
実際に働いている社員の投票結果に基づいた統計的な数字ですから、かなり有効な指標だと思います。
その他の大手IT企業と比較すると、アマゾンジャパン(3.79)、楽天(3.73)、サイバーエージェント(3.93)、野村総合研究所(4.14)ですから、いかにクラウド企業3社(Sansan、freee、フロムスクラッチ)の社員評価が高いかが判ると思います。
クラウド企業への転職におすすめする転職エージェントは3社
転職エージェントは非公開の情報を多く持っており、自分一人で悩むより相談した方が早いです。登録・相談に費用は一切かかりません。
クラウド企業への転職に興味がありましたら、まずは登録して、非公開情報を収集しはじめることをオススメします。
- マイナビIT ※取り扱い求人数が多く、担当エージェントの質が高い
- AXIS ※ビジネスサイドのキャリアアップに強みのあるエージェント
- レバテックキャリア ※クラウドを始めとするWEB系企業への転職に強みのあるエージェント
まとめ
最後に3点、本記事のまとめです。
世界のクラウド市場は米国IT企業の独壇場になっている
日本発のクラウド型サービス企業トップ3社は以下の通り。
1位: Sansan / 名刺管理サービス
2位: freee / クラウド会計ソフト
3位: フロムスクラッチ / マーケティング業務支援
クラウド企業への転職におすすめする転職エージェントは3社
- doda ※取り扱い求人数が多く、担当エージェントの質が高い
- AXIS ※技術よりもビジネスサイドのキャリアアップに強みのあるエージェント
- レバテックキャリア ※クラウドを始めとするWEB系企業への転職に強みのあるエージェント
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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