【転職】30代未経験でもエンジニア&プログラマーになれる話【大歓迎】

プログラミング 転職

現役の金融系ITエンジニアです。これまでの仕事はインフラエンジニア WEBエンジニアで、職歴は合わせて約13年、39歳で年収は1,000万円ほど。

私の職場では1・2年前から今までにないレベルの人手不足を感じており、若手も中年も人が足りていません。

正直プログラミングについては未経験で良くて、やる気があって前向きな人に入ってもらいたいなぁと思ってます。

本記事は、実際に開発の現場をマネジメントする現役エンジニアの視点から、30代未経験からでも問題なくプログラマーやエンジニアになれるよというお話です。

本記事のテーマ

  • 30代未経験からエンジニアを目指すのは不安?!
  • 時代が30代未経験の挑戦を歓迎しているという話
  • 30代未経験からエンジニア&プログラマーに挑戦

30代未経験からプログラマー&エンジニアを目指すのは不安?

30代未経験からプログラマー&エンジニアを目指すのは普通と違うので不安

人とちょっと違うとか30代からだと出遅れ感があるとか不安になるのはわかりますが、必要以上に不安になることはないです。

30代未経験からでも不安になる必要がない理由

不安になる必要がない理由を挙げます。

  • 30代未経験からだと、人とちょっと違う
      みんなちょっとずつ違うもので同じ人などいないから心配無用。
      女性でも文系でも活躍できるのと同じで30代だとダメとかない。
  • 30代未経験からだと、出遅れ感がある
      私も33歳でサーバエンジニアからWEB開発に転向した経験あり。
      誰しも仕事は変わっていくもの。同じ仕事をし続ける方が珍しい。
      広い視点に立って、前職の社会人経験や人生経験を活かしていく。

時代が30代未経験プログラマー&エンジニアの挑戦を歓迎している話【重要】

時代が30代未経験プログラマー&エンジニアの挑戦を歓迎している話

世の中の流れは確実に中途採用の増加にシフトしていて、未経験のことを新しく始めるのが普通の時代になりました。

その根拠として以下に日本経済新聞の記事を取り挙げます。この記事からも、30代未経験でも時代に合ったことに挑戦していくべきだという事が読み取れます。

[トヨタ経営陣の課題と挑戦意識]

  • 非ITからIT系に人を入替えないと会社が持たない
      企業側の課題
  • 新しいことを学んで、挑戦する人にお金を出すよ
      企業側の挑戦

30代未経験でもプログラマー&エンジニアになれれます。例えば製造業の現場で起きている事象の例。IT(情報技術)などの専門人材を中心に確保し、給与も実績に応じ評価する。日本の製造業の代表である自動車業界で中途採用が増え、日本型雇用は転機を迎えている

トヨタ自動車は2019年度に総合職の採用に占める中途採用の割合を18年度の1割から3割に引き上げ、中長期的に5割とする。ホンダは19年度、採用全体の約4割に当たる約660人を中途採用に充てる。IT(情報技術)などの専門人材を中心に確保し、給与も実績に応じ評価する。日本の製造業の代表である自動車業界で中途採用が増え、日本型雇用は転機を迎えている。

出典:トヨタ、採用の5割中途にホンダは4割、CASEに対応 従来型雇用に限界 

実は、今試されてるのは転職者よりも採用者側【事実】

実は、今試されてるのは転職者よりも採用者側【事実】

このように、世の中の流れにあったことをしていますから不安になる必要はありません。

むしろこの世の中の流れに反して30代未経験を受け入れないようなくIT業界と会社なら、やがて潰れるだろうと本気で思います。

30代未経験のような新たにIT業界に挑戦する人を積極的に受入れることは、女性活用と並んで採用者側にとって大きなテーマです。

ですから業界的に30代未経験者は大歓迎なのです。

30代未経験からエンジニア&プログラマーになる方法

30代未経験からエンジニア&プログラマーになる方法

30代未経験からエンジニア&プログラマーになるにはどうしたらいいでしょうか。あなたはどちらのタイプですか?

  • 自分の職歴を語れる人
      これまでの職歴で学んだことをしっかり話して転職する
  • ちょっと今までの職歴に自信がない人
      スクールでプログラミングを学び、これから強みを作る

順に解説します。

自分の職歴を語れる人はすぐ転職してよい

非IT職であっても職歴がしっかりあれば、技術を学ばなくても今すぐ転職してしまって良いと思います。

もちろん企業によっても異なるのですが、中途採用であっても技術はうちの会社に入ってから学べばいいよ、というスタンスの会社はあります。

また採用面接では、技術力よりも面接官への受け答えが合否を分けます。

これまでの職歴が語れるなら、これまで経験したこと・学んだことをしっかり話してこれからIT業界で活躍したいという熱意を伝えれば、30代未経験でも採用されます。

そして転職活動に関しては動き出すことがとても重要で、1人で悩んでいてもポイントが判らず無理ゲーです。

まずは転職エージェントに相談してみるのがオススメです。就職・転職系のサービスは企業側が費用負担する業界構造なので、転職する側は無料で利用できますよ。

転職方法はこちらで提案しています

人気記事ITエンジニア転職サイト・転職エージェントランキング2020

ちょっと今までの職歴に自信がない人

これまでの職歴に自信がないなら、IT業界で戦っていくための武器を作りましょう。

具体的には、プログラミング言語を1つ習得して、簡単なアプリケーション開発ができるようになればOKです。

今すぐプログラミング学習をはじめよう

プログラミング学習を今すぐはじめよう

未経験でもプログラミング学習は今すぐ始められます。独学か、スクールに通うか選べます。

  • 独学派
      本やWEBサイトを見て、学習を継続できる人向け。比較的安価。
  • スクール派
      挫折を防止する仕組みが充実。転職保証制度あり。比較的高価。

これだけ社会にITが浸透し続ける世の中だと、長い目で見て30代であってもどちらを選んでも十分元は取れます。

30代未経験からプログラマ&エンジニア目指すなら、オススメはDMM WEBCAMPです。理由は、教材がしっかりしているのと、スクールの中で一番ハードだから。

30代未経験からプログラマ&エンジニア目指す人は、20代よりも真剣に取り組もうと思っているはず。プログラミングスクールって結構ユルめの甘いところが多いので。そういう所よりも対面でしっかり指導してくれるDMM WEBCAMPの方がオススメできます。

独学派の方はこの記事を参考にしてください

プログラミングスクールか独学で勉強して、好きじゃなかったらプログラマーになるのをやめてもよいです。

プログラミングはIT業界への入り口の一つ。向いてなくても他の入り口がある

プログラミングはIT業界への入り口の一つ。向いてなくても他の入り口がある。

IT業界には興味があるけどプログラミングは嫌だってこともあります。

IT業界には、実はプログラミングできないエンジニアがたくさんいます。例えばこんな人たち。

  • ネットワークエンジニア
      サーバとサーバをつなげたり、システムとシステムをつなげたりする仕事。
  • サーバエンジニア
      ミドルウェアの設計や設定をしたり、アプリが動く環境を提供する仕事。
  • 企画部門のエンジニア
      パワーポイントとかで会社の役員や顧客向けにプレゼン資料を作る人。

IT業界にはこの他にも、営業部門などエンジニア以外の職種の人もいます。

もしプログラミングはちょっと合わないと感じている人は、転職エージェントを通じて、こうした職種を探してもらうこともできます。

【経験談】33歳でサーバエンジニアからWEB開発エンジニアへ

【経験談】33歳でサーバエンジニアからWEB開発エンジニアへ

私のエンジニア人生は26歳の時に、サーバエンジニアとしてIT業界のキャリアをスタートしました。

サーバエンジニアはプログラミングの仕事はなく、プログラムを動かすためのサーバを構築する仕事です。

今ではAmazonのAWSなどのサービスを使うと画面でマウスをクリックするだけである程度できてしまうのですが、当時は1台1台設計する仕事がありました。

将来AWSのようなサービスが普及してサーバエンジニアは世の中の需要が減るのではと思い、33歳の時にサーバエンジニアからWEB開発エンジニアに転向しました。

これはとてもよかったです。自分が将来性を感じられる仕事に移れたという達成感もあったし、IT業界を立体的に捉えることができたので。

WEB開発エンジニアとしては、Javaなどのプログラミング言語を扱った開発や、開発の海外委託などを経験しました。

他にもこの間、セキュリティエンジニアなども兼務しました。

職種が変わると初めは判らないことも多く戸惑いますが、幸いチームのメンバーが優しい人ばかりで随分と助けていただきました。

IT業界は広く多様なので、ある程度経験を積みつつ周りを見渡して、自分の居心地のよい場所を見つけると良いと思います。

エンジニアのキャリアパスは です

例を挙げます。

  • WEB系の会社に就職して、新しい技術を身につけレベルアップしていく
  • 開発の海外委託をメインの業務にして委託業務のエキスパートになる
  • プログラム対象の業務に詳しくなって、業務知識でキャリアアップする
  • データ分析やAIなど高度なプログラミングを勉強し、専門家を目指す
  • プログラミングではなく、対人スキルを磨いて上級エンジニアを目指す

エンジニアと言っても業界初心者から専門性の高い人、専門性は無いけど人当たりの良さと信頼で生きてる人、独立する人、あえてずっと仕事を変えない人、技術系の総合職として出世する人、企業経営者までなる人といったように本当に様々です。

始めはプログラミングをしていくだけでも食べていけますが、段々とプログラミング以外の能力も求められますから、将来を見据えて自分のやりたいことと市場価値のあることをマッチングさせて、長期的なキャリアプランを考えると良いでしょう。

これまでの社会人経験も活かすことができると思います。

まとめ

30代未経験でもプログラマー&エンジニアになれますよ。IT業界は30代未経験者でも挑戦する価値のある業界です。

また、プログラミングできない、したくない人でも職種を選べばIT業界で活躍できます。

IT業界は伸び代も懐も大きいので、30代からでも自分の適性や将来の希望などを踏まえ、適切なキャリアプランを考えていくとよいと思います。

ぜひIT業界で活躍してください!

今回は以上です。参考になりましたら幸いです。