【未経験】インフラエンジニアになる勉強は何から?【全て経験談】
インフラエンジニアを目指す人
「インフラエンジニアになるには、どうすればいい?何を勉強すればいい?」
こういった疑問に答えます。
7年間、インフラエンジニアとして働いていました。今でこそ腰を据えて仕事ができており、年収1,000万円プレイヤーになりましたが、会社に入る前後は不安も多くて、インフラエンジニアとして一人前にやっていけるのかなとか、もっと違うエンジニア人生もあったかな、とか悩んだ時期も長かったです。
たぶん世の中には私と似た悩みを持っている方がいると思うので、そういった方向けに記事を書きます。この記事が、インフラエンジニアになるためのロードマップとなれば幸いです。
この記事を読んでわかること
- インフラエンジニアの良いところ
- 未経験からインフラエンジニアになるための勉強
- インフラエンジニアになる手順
最初は未経験・ノースキルでした
当然ですけど、最初は何もわからない所からスタートしました。勉強がハードだなと思って辛く感じる時期もありましたが、コツコツと続けて、インフラエンジニアに必要なスキルは働きながら7年間で一通り習得しました。
インフラは知れば知るほど楽しい
最初は右も左もわからない状態で、正直いうと2年くらい辛かったです。でも技術を知り仕事を知るほど、仕事は楽しいものになりました。インフラエンジニアをやってきて本当によかったなと思います。
インフラエンジニアには、技術に触れる楽しさがある
インフラエンジニアは需要が多く、ホワイト企業に就職して安心して働けて、新しいマシンに触れられる楽しさがあります。例えばネットワーク機器の設定をガチャガチャいじるのとかも、楽しいです。
インフラは頼られる・必要とされる実感も大きい
普段使っているGoogleやAmazonのようなサービスやスマホの通信だって、インフラ部門がしっかりしてないと障害だらけになりますので。地味ですが、インフラエンジニアは”縁の下の力持ち”として、会社から頼られる存在です。
未経験からインフラエンジニアになるための勉強【勉強法、勉強目的】
- やること:入門者向けの教材を使って勉強をする
- 目的:勉強の結果を示すことで、未経験でもポテンシャル採用してもらう
入門者向けの基礎学習なら、独学かインフラエンジニア向けスクールがオススメ。
勉強すべきITスキルの一覧(参考:中級者向け)
1.ITスキル標準
2.ITスキル標準プラス
3.組込みスキル標準
4.情報システムユーザ標準
5.共通キャリア・スキルフレームワーク
6.情報処理技術者試験
ポイント:「1つだけ」学習する
結論から言うと、独学で資格取得するならCCNAかLinuCがオススメ。
インフラエンジニアが業務で使うスキルは、実はすごく多いです。でも、就職する前に勉強すべきスキルは1つだけで良いと思います。
既に学習できてる人は、働きながらスキルを学んでいってくれるだろう、と採用担当者に期待してもらえますのでOKです。
独学用:LinuC資格&CCNA資格、参考書の紹介
1週間でCCNAの基礎が学べる本
スクールは近道です
現代は良い時代です。LinuC(LPIC)もCCNAも、スクールに通えば独学よりも簡単に取れます。
例えば、UZUZといったインフラエンジニアスクールは、インフラエンジニアの基礎を無料で学習できます。10年以上前に独学した僕は、参考書に数十万が払ったと思います…。現代は、、、マジで恵まれていますね。
» UZUZの無料体験はこちら
学習効果:資格は仕事に使えない。でも採用には有利!
独学でもスクールでも、1つ資格を取ることをオススメします。
採用するなら、どちらを採用しますか?
- 採用希望者A:インフラエンジニアの仕事の本を読破しました
- 採用希望者B:インフラエンジニアの仕事の資格を取りました
—Bですね。資格を取っていれば、試験をパスすることでスキルの証明になりますので。未経験の人こそ資格を1つ取ると良いです。
仕事では資格はあまり役に立ちません。車の運転で言うと、資格取得者はペーパードライバーみたいなもんです。でも、業界に良い条件で潜り込むためには資格は持っておくと有利なんです。
ちなみに独学やスクールで資格が取れなくても、仕事はあります。IT業界は人手不足ですから。ただ、あった方が就職に有利です。
転職支援サービスから「未経験OK」を探して応募する
勉強がひと山越えたら、実際にインフラエンジニアに転職しましょう。シンプルに、転職支援サービスを使ってインフラエンジニア募集の案件に応募すればOKです。
» レバテックキャリア
サイトから、未経験者向けの応募を探していきます・・・
↓こんな感じで見つかります。
【インフラエンジニア】充実した研修で未経験も安心/ITインフラ自動化に注力
「未経験者OK」と書いてなくても実はOKというケースも多いです。スクールに入った場合ですと、そういう就職先の斡旋もしてもらえたりするので。入りたい企業があれば、スクールの方が就職も簡単です。
インフラエンジニアになっても勉強は続きます
インフラエンジニアの仕事は非常に広いです。一人前のインフラエンジニアは一通りの仕事ができる必要があるので、業務で身につけていない分野については本や会社の資料を見て勉強するのが望ましいです。
[インフラエンジニアの仕事例]
- サーバ設計・・・
要件に応じて、OS、サーバ台数、機能、キャパシティなどを決めます - ネットワーク設計・・・
インターネットや他のシステムとの接続などを決めます - ミドルウェア設定・・・
インストールするソフトウェアの情報を設定します - 開発&構築・・・
サーバやネットワーク、ミドルウェアを導入します - 運用・・・
サーバを切り替えたり、定期的な処理を流したりします - 監視・・・
サーバのCPU使用率やネットワークへの負荷が大きすぎないか監視します
技術もドンドン新しくなります。使えないオジサンにならないためにも、学びは必須です。とは言っても、一度ベースができてしまえば負担は軽いです。
より多く学べば、給料に反映されますので。勉強はハードですが、結局は自分のキャリアとして大きく返ってきます。がんばりましょう!
よくある質問
Q.パソコンが得意でなくても、インフラエンジニアになれますか?
大丈夫です。仕事ではパソコンをメインに仕事をしますので、仕事をしながらパソコン操作に慣れていくでもOKです。
Q.勉強にはどのくらい時間がかかりますか?
Linux初心者がLinuCの資格取得を目指す場合は、だいたい3ヶ月くらいです(公式サイトによると、学習時間は1ヶ月〜3ヶ月とあります)。
CCNAも1ヶ月〜5ヶ月で、1日の学習時間によりますので、仕事をしながら1日2時間ほど学習する場合、だいたい3ヶ月くらいです。
Q.そんなに時間をかけずにインフラエンジニアになりたい
スクールですと1ヶ月でLinuCやCCNAを取得するカリキュラムになっていますので、時間を節約したい方は独学よりスクールがオススメです。
IT業界はやる気のある人なら誰でもWELCOMEな世界です!ぜひこの業界で一緒に働きましょう!
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。