Last-Modified: 2021/02/06

VR/AR関連企業ランキング2020｜新卒/転職者に有利な一覧

IT企業ランキング転職

AR/VRに強い企業を調べる人
「VRやARの仕事って楽しそうだな。どんな企業に転職すればそういう仕事ができるだろう？転職条件も気になるな。」

こんな疑問に答えます。

この記事を書いているのは、金融業界歴14年・年収1,000万円ちょっとの金融系エンジニアです。

VR/ARを用いたソリューションビジネスを展開している企業、VR/AR関連技術に力を入れている企業を、就職・転職を希望する方に向けてランキング形式で紹介します。参考になりましたら幸いです。

本記事の内容

VRカオスマップから市場トレンドを分析
VR/AR関連企業ランキング対象企業の選定
3つの観点でVR/AR関連企業を評価します
① 企業の安定性
② 社員の平均年収
③ 社員による評価

VRカオスマップから市場トレンドを分析

まずはざっくり、VR/AR市場の大きなトレンドを見ていきたいと思います。

VR/AR市場は他の先端技術と同様に海外勢がマーケットを席巻しており、国内市場はニッチです。
まずはグローバルマーケットの大きなトレンドを、thevrfund.comが公開しているARカオスマップで見ておきます。

VR/AR市場のプレイヤー分析

まずこのカオスマップから判ることは、VR/AR市場はマップの上段・中段・下段の３つのプレイヤーで構成されています。

上段：VR/ARサービス&ソリューション
中段：VR/ARアプリ開発用プラットフォーム
下段：VR/ARデバイス、部品

これらが順にどのような企業グループなのか見ていきます。

VR/ARサービス&ソリューション

ここに分類される企業は、以下の３種類の企業です。
   Apple、Google、FacebookなどVR/AR関連サービスを一般消費者に提供する企業
   教育やヘルスケアなどの分野でAR/VRによって新たなサービスを提供する企業
   IBMなど企業の業務プロセス改善にARやVRを用いたソリューションを提供する企業

VR/ARアプリ開発用プラットフォーム

効率的かつ安全にVR/ARアプリケーションを開発するためのプラットフォームを提供する企業です。

VR/ARデバイス、部品

VR/ARデバイスおよび周辺機器・部品を提供する企業です。

【VR/AR関連企業ランキング2020】対象企業の選定

本記事では、新卒・転職者向けの記事ということで、主に日本市場のプレイヤー企業を対象とします。

また、対象企業はVR/ARサービスやソリューションを提供する企業とします。

理由は、ハードや開発用プラットフォームは原則的にグローバルで共通であり、日本市場固有のものではないからです。

カオスマップの通りというわけです。一方でサービスやソリューションはVR/ARをどのように使うか？という日本市場独特の味付けがあるため、ここをスコープとします。

企業の選定方法

次の２つの観点で企業を選定しました。

[ランキング対象企業の選定方法]

① コーポレートサイト内でVR/AR関連ソリューションを提供している企業
② 上場企業のうち、VR/AR関連銘柄

①コーポレートサイトは、シンプルにググって調査した結果を採用しています。②上場企業のVR/AR関連銘柄はこちらのサイトを参考にしています。

コロナ後に成長が加速

新型ウイルスの世界的流行が続く中、ARはさまざまな業界で実験段階から実用段階に移行したと伝えられている。現実空間にデジタル情報を重ねて表示するARを使えば、専門家やマネジャーは近くにいなくても同僚にやり方を示すことができる。また、医療分野では、ロンドンの大規模病院が新型ウイルスの患者の治療にマイクロソフトのゴーグル型端末「ホロレンズ」を活用しているようである。

出典：FISCO