SEの仕事がわからないと悩む方へ【理由を原因別に分解して解決】

IT業界(SIer) 仕事術

仕事の進め方がわからないエンジニア

仕事の進め方がわからないエンジニア
「SEになったけど、仕事の進め方がどうもわからないな。会社で仕事してても毎日なんとなく不安です。上司には自分はどんな風に思われるんだろう。この先やっていけるかなぁ。。。」

こんな悩みを解決します。
若手社員の頃は、何をどう進めれば良いかわからない事がたくさんあります。私自身、自分が何がわからないかさえわからない状態で働いていた経験があります。

本記事の内容

原因分析を行って、原因別に解説します。
経験不足によって複数の原因を抱えていることが多いと思いますので、理由を分解して考えてみます。

  • 社内資料の管理が煩雑
    (資料の場所が判らない・更新されてない・元々ない)
  • 社内手続きがわからない
  • 資料の作り方がわからない
  • 開発対象となる業務の知識が不足している
  • 開発手法の知識が不足している
    (ウォーターフォール/アジャイルなど)
  • 個別の技術の知識が不足している
    (Java/ネットワークなど)
  • 製品の知識が不足している
    (Oracle/ERPパッケージなど)

この記事を書いている私は社会人歴12年、年収1,000万円ちょっとのエンジニアです。 特に若い頃に仕事がつまらないと思い悩んでいた経験があり、なんとか会社には行くけどもう会社辞めたいなぁなんてことを頻繁に思っていました。 今、そんな辛い想いをしているエンジニアの方に少しでも助力になれば幸いです。

社内資料の管理が煩雑

社内資料の管理が煩雑

次のようなケースが該当します。

資料の場所が判らない・更新されてない・元々ない

まずは職場の資料管理が残念なケース。企業や部署によって資料管理の出来・不出来は大きく変わります。本来であれば、新人や異動者がまず見るべき資料一覧のようなものがあるといいのですが、あるとは限りません。原因別に解説します。

資料の場所がわからない

謎のフォルダ名、フォルダ構造によってどこに何があるのかわからないケース。プロジェクトでは会議フォルダの中に設計資料が入っているなんて事も起こり得ます。

また複数のフォルダ、複数のファイルサーバ、複数の管理ソフトを使っていてわかりにくいケースもあります。それぞれ別の目的できちんと整理されて使われているのであれば自分が理解すれば良いだけですが、整理されずにごちゃごちゃになっている場合は最悪です。

資料の場所がわからない場合の対策

まずは共有資料が配置されている場所に検索機能があれば検索しましょう。見つからなければ、素直に資料の場所や構造について上司に聞いてみるのが一番良いです。

また同期のメンバーが複数人いるなら、同じ問題を抱えている可能性が高いです。同期で資料の場所についての情報を共有し、資料のインデックスを作ると良いです。

どういう風に管理するのが良いか、自分なりに意見を持つのも大切です。フォルダの整理を提案すると、喜ばれるでしょう。

資料が更新されていない

資料が古くなってしまって誰も更新していないケース。何を信じていいのかわからなくなりますね。

資料が古いままだと誤りの原因となるため、更新状態が悪ければ資料が無い方がマシ、という状態に陥ります。

資料が更新されてない場合の対策

ごく稀に修正漏れがある程度なら、有識者の知恵を借りて、一つ一つ粘り強く直していくしかありません。

もし古い資料が大量にある場合は、上司と相談して重要な資料をピックアップし、優先的に更新をかけましょう。正しい資料が固まれば、他の資料の修正も容易になります。

資料がもともとない

部内にほとんど役に立つ資料が無いケース。その会社/部署は、勘と経験に頼って仕事をしている可能性が高いです。資料はベテラン上司の頭の中にしかないでしょう。。

資料がもともとない場合の対策

必要以上に経験に頼って仕事をしているのは組織が未熟な証拠。

わからないことは上司に相談するしかありません。ただし学んだことは頭に叩き込むだけでなく、後輩のために資料に残すようにしましょう。

経験がなくても資料を見れば仕事を進められるように環境を改善していくしかないです。できるだけ上司にも協力してもらって、資料整備をしていくようにしましょう。

社内手続きがわからない

社内手続きがわからない

仕事を進める上でどのような手続きをしなくてはいけないのかわからないケース。大企業の場合は特に社内手続きは複雑で、開発規模がいくら以上だとこうとか、条件ごとに適用されるルールもあると思います。

社内手続きがわからない場合の対策

まずは社内の資料を漁って、正しい手続きを理解しましょう。最悪でも業務文章はあるはずですし、利用者向けのマニュアルを整備しているケースもあると思います。

もしなければ作っても良いと思います。わからないことはとにかくメモして、有用なメモはシェアしたり資料としてチームや部署に公開すると喜ばれます。

資料の作り方がわからない

資料の作り方がわからない

資料作りに慣れていないケース。ExcelやWordでどのような資料を作れば良いか、悩んでしまいまいますよね。システム構成図はどう書けばいいでしょう。

資料の作り方がわからない場合の対策

資料作りにはいくつか型がありますから、それをマスターすれば基本的には使いまわせます。Excel,Word,PowerPointについては良書がありますのでそちらを参考に。
Amazon:社内プレゼンの資料作成術
Amazon:外資系金融のExcel作成術: 表の見せ方&財務モデルの組み方

さらにVisioなどシステム構成図を書くツールと書き方は会社ごとに特徴がありますから部内の資料を参考にすると良いでしょう。

開発対象となる業務の知識が不足している

開発対象となる業務の知識が不足している

業務知識が不足しており、何を開発すれば良いのか検討がつかないケース。

開発対象となる業務の知識が不足している場合の対策

これは社内で学び続けるしかありません。業界に関する一般的なシステム知識であれば、いくつか本が出ています。例えば、銀行業務であれば以下が参考になります。
Amazon:図解で学ぶSEのための銀行三大業務入門

過去案件の外部設計書を読んだり、機会がある度に有識者にヒアリングしたりと、日々地道に業務知識を蓄積するのが良いです。

開発手法の知識が不足している
(ウォーターフォール/アジャイルなど)

開発手法の知識が不足している(ウォーターフォール/アジャイルなど)

どのように開発を進めていいのかわからないケース。例えばウォーターフォールでは、V字モデルを理解しておかなくてはなりません。

開発手法の知識が不足している

https://webrage.jp/techblog/v_shaped_mode/より引用

開発手法の知識が不足している場合の対策
(ウォーターフォール/アジャイルなど)

これも一般的な話なので、一冊本を読んでおくと良いでしょう。ネットで検索するよりも本で学習した方が効率よく良質の知識を手に入れることができ、オススメです。
システム設計の謎を解く 強いSEになるための機能設計と入出力設計の極意

個別の技術の知識が不足している

個別の技術の知識が不足している

業務で利用している個別の技術に関する知識が不足しているケースです。

Java/ネットワークなど

個別の技術の知識が不足している場合の対策

技術者にとって自分が関わったことのない技術を扱うのは宿命です。たとえそれが古い技術出会っても、必要な技術は勉強し直しましょう。
オープンソースやプロトコルなどの一般的な知識であれば、WEBで調べるだけでもなんとかなってしまいます。わからない事はその場で調べるクセをつけると良いでしょう。

製品の知識が不足している

製品の知識が不足している

業務で利用している製品の知識が不足しているケースです。

Oracle/ERPパッケージなど

製品の知識が不足している場合の対策

一般的な製品であれば、ある程度WEBに情報があるかもしれません。また書籍も役に立ちます。
Amazon:Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで

ただしマイナーな製品の場合はそうもいきません。社内の情報を集めたり、場合によっては製品の営業担当に資料を送付してもらうなどしなくては理解できないケースもあります。

まずは社内の資料集めを行い、不足している情報は上司に相談のうえ教えてもらったり、製品担当にコンタクトをとるなり判断を仰ぐのが良いでしょう。