外資系SIer転職ランキング【年収・売上・社員評価】
「業界大手の日本オラクルの平均年収は1069.4万円か〜。。外資系SIerの将来性ってどうなんだろう?」
こんな疑問に答えます。
外資系SIer?!
まず最初に、「外資系SIer」と一般に呼ばれる企業グループはありません(タイトルごめんなさい)。実体として、以下のいずれかになります。
- ケース1:外資系コンサルティングファームがSI事業も行っている
- ケース2:外資系ソフトウェア会社がSI事業も行っている
- ケース3:外資系メーカーがSI事業も行っている
つまり外資系
SIer
という軸で転職活動をする場合、外資系コンサルやソフトウェア会社、メーカーのSI部門で働くことが目標になってきます。
というわけで、以上の整理のもとに外資系SIerについて解説します。
社員の給料が皆高いわけではないです
外資系というと給料が高いイメージかもしれませんが、日本を代表するSIerと比較した場合、平均年収で見るとそれほど良くないです。
すごい人がいる
ぼくの後輩は国内SIerから外資系SIerに転職し、年収が2倍以上になりました。30代前半で実に2,000万円超え・・・
外資系企業では評価の格差が大きいので、腕に自信のある方にチャレンジしていただきたいと思います。
労働環境の良い企業が多い
短く集中して働くので、残業ばかりといった悪い労働環境は原則ありません。
今どき拘束時間が長いと、優秀な社員が外に流出してしまいますからね。
外資系SIer 企業ランキング2021
3つの視点で企業をランキング化します
本記事では以下の3つの視点で外資系SIerの企業を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。
[本記事の3つのランキング]
- 1. 企業の安定性
- 2. 社員の平均年収
- 3. 社員による自社評価
企業の安定性
会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。
社員の平均年収
就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
日本企業は年功序列のため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がります。参考のため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。
社員による自社評価
OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。
外資系SIer企業の安定性ランキング
- 日本アイ・ビー・エム8,953億円 (16,111人)
- 日本ヒューレット・パッカード2,274億円 (5,800人)
- 日本オラクル2,113億円 (2,504 人)
- PwCコンサルティング1,647億円 (2,660人)
- KPMGコンサルティング1,387億円 (1,153人)
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング1,169億円 (2,300人)
- SAPジャパン1,143億円 (1,569人)
外資系SIer社員の平均年収
- 日本オラクル1,069.4 万円 (43.2 歳)
- KPMGコンサルティング948 万円 (35.0 歳)
- SAPジャパン883 万円 (39.5 歳)
- PwCコンサルティング864 万円 (33.8 歳)
- デロイト・トーマツ・コンサルティング861 万円 (33.3 歳)
- 日本アイ・ビー・エム831 万円 (40.6 歳)
- 日本ヒューレット・パッカード786 万円 (39.7 歳)
- アクセンチュア779 万円 (32.3 歳)
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング729 万円 (33.5 歳)
外資系SIer社員による自社評価
- アクセンチュア4.18
- デロイト・トーマツ・コンサルティング4.08
- 日本アイ・ビー・エム3.90
- PwCコンサルティング3.89
- SAPジャパン3.84
- KPMGコンサルティング3.45
- 日本ヒューレット・パッカード3.44
- 日本オラクル3.25
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング3.14
外資系SIerランキングまとめ
「売上と平均年収のトップ企業は日本オラクルの1069.4万円、社員の評判が最も高いのはアクセンチュアだね。就活の参考にしよう!」
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
人気記事エンジニアに強いおすすめの転職サイト・転職エージェント3選