理系就職偏差値ランキング2021/2022【ライバルに差をつける第一歩】
就職偏差値ランキングを調べる理系学生
「就活しないと。自分に相応の企業はどこだろう?就職偏差値をチェックしておこうかね」
こんな悩みに答えます。
本記事では、理系学生の方に向けて、就職偏差値ランキングを紹介します。
この記事を書いているのは、理系国立大学院卒、金融業界歴14年のエンジニアです。金融系WEBサービスの開発やセキュリティ業務に携わってきました。現在の年収は1,000万円ほど。14年前に就活をはじめたとき、就職偏差値を利用しました。
それではいきます。
理系就職偏差値ランキング2021/2022
最難関企業を目指す学生
「偏差値65以上の企業はこちらです。高収入企業がズラリ。既得権益者の仲間入りをしたい人にオススメの企業ばかりですね!」
[70] IBM(基礎研) ・Google(ソフトウェアエンジニア) ・Intel ・JAXA
[69] 上位研究所(MRI/NTT持株/豊田中研/鉄研/電中研/産総研)
[68] 上位金融(数理専門)・ NHK(放送技術)
[67] JXエネルギー・JR東海・Microsoft
[66] ドコモ(中央)・ 新日鐵住金・ INPEX ・TV局・ 武田薬品
[65] JR東・サントリー・味の素・アサヒ・キリン・東京ガス・昭和シェル・旭硝子・ ANA(技術)・ 日揮・ 三菱重工・ 第一三共・キーエンス・トヨタ
調査が好きなアザラシくん「難易度の高い大手企業はこちら。十分にデジタル対応してないビジネスモデルの会社はコロナの影響が大きいので、来年以降の就職難易度は大きく下がるね」
[64] JR西・日清製粉・三菱化学・東燃・信越化学・日産・JFE・アステラス・エーザイ・任天堂
[63] JT・電源開発・日清食品・大阪ガス・中電・出光・住友鉱山・住友電工・JX金属・コマツ・日立(非SE) ・KDDI・東レ・住友化学・千代田化工・キャノン・ホンダ・ JAL(技術) ・川崎重工・富士フィルム
[62]ニコン・資生堂・ユニチャーム・東邦ガス・関電・豊田自動織機・ファナック・花王・SCE・HP・日本IBM(SE)・ NTTデータ・ソニー・ 三井化学・旭化成 ・ゼロックス・IHI・ 明治 ・三菱マテリアル・ 三菱電機・デンソー
[61] 昭和電工・板硝子・東洋エンジ・ NTTコミュニケーション・大手ゼネコン ・帝人・JSR・東京エレクトロン・ヤフー・サッポロ・王子製紙・古河電工・三井金属・神戸製鋼・NRI・日東電工
一流企業への就職を目指す学生
「就職偏差値60以下の企業にも、NTTのような超優良企業もたくさん含まれていますよ。難易度低めの優良企業を見つけ出そう!」
[60] NTT東西・HOYA・ダイキン・日本製紙・コニカミノルタ・富士通(非SE)・住友重機械・カシオ・DIC・大日本スクリーン・宇部興産・積水化学・マツダ・森永製菓・ソニーモバイル・クラレ・大陽日酸・リコー・パナソニック
[59] エプソン・ヤマハ発動機・ブリジストン・テルモ・ DNP・凸版・クボタ・日新製鋼・村田製作所・浜松ホトニクス ・日立ハイテク・日立金属・フジクラ・三菱瓦斯化学・東ソー・カネカ・日立化成・住友ベークライト・島津製作所
[58] 富士重工・京セラ・オリンパス・オムロン・東芝・NEC・アイシン・ダンロップ・スズキ・大同特殊鋼・DOWA・日本軽金属・トクヤマ・日本電気硝子 ・三菱レイヨン・日本触媒・日本ゼオン・日産化学・関西ペイント・ブラザー工業
理系就職偏差値ランキング2021/2022
- 就職偏差値は難易度を示す1つの指標
- ランキング上位企業から内定を得るのは狭き門
- 働きやすさや企業の将来性と無関係なので企業研究が必要
就職偏差値は難易度を示す1つの指標
就活生にとって、企業選びをどう進めてよいか非常に悩むものです。
例えば飲み会の場所決めの時に複数の情報から総合的に店を決めるのと同じでして、就職偏差値ランキングは、企業選びの1つの基準にすることができます。
[企業ではなく、飲み会の場所決めだとこんな感じ]
「食べログの評価」
「予算」
「ジャンル」
「店の雰囲気」
学歴と大学での成績がベースとした「頭の良さ」に近い指標なので、就職偏差値をここに無理やり当てはめると「予算」ですね。
あくまで1つの基準ですので、ランキング順に志望するといった使い方はおすすめしません。
ランキング上位企業から内定を得るのは狭き門
ランキング上位は研究職など募集人数が非常に少ない職と超人気企業のため、倍率は非常に高いと言えます。
1つでも受かったらラッキー。友達に自慢できますね。
ただし内定から入社の判断は改めて慎重に。
働きやすさや企業の将来性と無関係なので企業研究が必要
例えばIntelは偏差値最高位の70となっていますが、企業の将来性という意味では黄色信号です。
10年前までは世界最強の半導体企業でしたが、スマホ市場でシェアを獲得できなかったことで、半導体市場のシェアを大きく落としました。
さらにパソコン市場でも、最新のMacBookがIntelベースから自社独自のCPU(M1チップ)ベースに代わったことで、処理速度は以前の2〜5倍になりました。
AppleはiPhone/iPad向けに独自のCPUを開発しており、スマホの急速な進歩をパソコン市場に展開することで、Intelの性能を大きく凌ぐ製品を安価に出すことに成功しています。
もし半導体業界で大きな活躍をしたいなら、今からIntelに就職するのはおすすめしません。
でも安定的に高い給料を得たいと思うなら、Intelは今後も有力な就職先と言えます。
企業研究をしっかりして、自分に合った就職先を見つけるのが良いでしょう。
職種も考える
就職偏差値ランキングは職種別のランキングではないため、あなたがどんな仕事をしたいかという点も別に考えて選択しなくてはなりません。
理系に人気の職種も以下のように様々ありますので、どの職種に自分の適正があるか自己分析をするべきです。
[理系出身者の代表的な職種]
開発
設計
生産管理/品質管理
設備管理
エンジニア(SE)
プログラマ
MR
営業
研究開発職を志望するなら大学の推薦が最善手
理系就職偏差値ランキング最上位のIBM基礎研究所(70)に限らず、企業の研究開発職に就ける人はごくわずか。
また企業と大学の繋がりも大変重要となってくるため、研究開発職を志望するなら大学の推薦を貰えるよう動くのが良いです。
成績優秀で教授との関係も良好なら問題なく推薦がもらえますし、そうでなくても研究開発職を目指すならトライした方がよいです。
ただし企業にとってみれば、研究開発部門はビジネスを継続するために必要な1つの部門という事になります。
研究開発部門だと将来出世しやすいわけでもないし、他の人よりも成果を残せるとは限らないので、純粋に研究開発したい人が行くべき。
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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