【python】listのremoveメソッドにallは指定できません【注意】
pythonでlistのremoveメソッドで「all」を指定できないか調べる人
「pythonでlistの全要素を削除したいのですが、どうすれば良いでしょうか。具体的な例として、コピペできるソースコードも欲しいです。」
こんな疑問を解決します。
解決策
結論から言うと、removeメソッドの代わりにclearメソッドを使いましょう。
>>> lst.clear()
listのremoveメソッドで、allを指定することはできません
pythonのlistにはremoveメソッドがあります。しかし「all」を指定することはできないので、次のようにclearメソッドを使うのが一般的です。
ただし2.X系のpythonにはclearメソッドが無いため、後述のdel文を使って全要素を削除します。
>>> lst=[1,2,3,4,5] >>> lst [1, 2, 3, 4, 5] >>> lst.clear() >>> lst []
本記事の内容
- listのremoveメソッドで、allを指定することはできません
- 1.listの全ての要素を削除する
- 2.list定義ごと削除する
この記事を書いている私はIT業界歴12年、年収1,000万円ちょっとの金融系エンジニアです。学生時代から様々なプログラミング言語を扱ってきましたが、その中でもpythonはとても扱いやすく生産性も高く、オススメの言語です。
本記事では、pythonでlist内の全要素を削除するために、①clearメソッドを使う方法、②del文を使う方法を解説します。
具体例を示し、細かい構文に迷ったときにコピー＆ペーストして使えることも目指しました。少しでもお役に立てますと幸いです。
1.listの全ての要素を削除する
リストの全ての要素を削除は、すでにご紹介した通りclearメソッドを使います。整数でも文字列でもどんなlistでもclearメソッドを使うことができます。
>>> lst2=['apple', 'back', 'cookie'] >>> lst2 ['apple', 'back', 'cookie'] >>> lst2.clear() >>> lst2 []
別の方法として、del文を使って要素を削除することも可能です。
>>> lst2=['apple', 'back', 'cookie'] >>> lst2 ['apple', 'back', 'cookie'] >>> del lst2[:] >>> lst2 []
2.list定義ごと削除する
要素だけではなく、listそのものを削除することも可能です。
lst3=[1,'apple','back','cookie'] >>> lst3 [1, 'apple', 'back', 'cookie'] >>> #lst3の存在確認 >>> 'lst3' in vars() or 'a' in globals() True >>> #lst3の削除 >>> del lst3 >>> lst3 Traceback (most recent call last): File "", line 1, in NameError: name 'lst3' is not defined >>> #lst3の存在確認 >>> 'lst3' in vars() or 'a' in globals() False
今回は以上です。listの全要素の削除方法について解説しました。参考にしていただければ幸いです。
pythonエンジニア向け転職情報
｜python利用企業ランキング2020
｜python利用企業ランキング2020
pythonのプログラミングスキルを持つエンジニアの方が優良企業を選ぶことができるよう、ランキング形式でpython求人の募集企業を紹介します。
Pythonエンジニア求人の特徴
Pythonエンジニア｜求人企業ランキング
当ランキング利用上の注意点
Pythonエンジニア求人の特徴
Pythonエンジニア｜求人企業ランキング
当ランキング利用上の注意点
「今の会社を辞めて転職します。エンジニア職に強みのあるおすすめの転職サイト・転職エージェントを教えて欲しい。また好条件で転職するにはどうすれば良いですか？」こんな悩みに答えます。
ITエンジニアに強いおすすめの転職サイト・転職エージェント３選
転職成功には強くてニューゲームが条件。どうやって実現する？