WEB制作会社ランキング2020【転職向け大手企業の一覧】
転職活動中の人「転職を考えています。WEB制作会社に興味があるのですが、どんな会社がありますか?またどんな能力が求められますか?大手企業を中心に知りたい。」
こんな疑問を解決します。
この記事を書いている私は、IT業界歴15年の金融系エンジニア。大学を卒業して以来、インターネット業界で金融ビジネスに携わってきました。金融業界でコツコツと成果を積み上げ、現在の年収は1,000万円ほど。
15年間ネットシステムの開発に従事してきました。お客様に快適に使っていただくためには、UXデザインが重要になってきます。同じシステムでもUXの出来によって、利用頻度や売上にも大きく関わってきてしまいます。
システムがお客様にとって最も良いWEBデザインであるためにどのような構成にすれば良いか、WEB制作会社の方と協力して仕事をしてきた私自身の経験も踏まえ、本記事ではWEB制作/WEBデザイン事業を展開する企業について解説します。
本記事の内容
WEB制作会社で働くのに求められる5つの要素
WEB制作会社に就職する前に持っておくべき考え方や能力から、就職後に身につけるべき知識・スキルまで順番に5つの要素を挙げます。
- テクノロジーや環境の変化に前向きであること
- 論理的思考力
- チームワーク
- マーケティングの知識
- デジタル空間に価値を想像すること
テクノロジーや環境の変化に前向きであること
WEBに関する技術は時代とともに大きく変わります。ひと昔前、多くのWEBサイトでAdobe Flashが使われていましたが、現在はHTML5に置き換わっています。
現在Adobe FlashでのWEB制作にどれほど詳しくても、無価値と言っていいです。
ただし時代とともに技術が変わっても、WEB制作に必要な本質的なスキル、例えば感性やその表現力が損なわれるわけではありません。
WEB制作会社では、時代とともに使う道具を変えながら、新たな表現をし続ける前向きさが求められます。
論理的思考力
仕事を進めるうえで欠かせないのが思考力です。論理的思考力がないと、フワッとした仕事をしてフワッとした成果物が出来上がり、相手に明確なメッセージを伝えることができないため、良い結果に結びつきません。
現代では、全ての仕事の軸になるのが論理的思考力と言ってもいいでしょう。
WEB制作会社に限らず社会人として仕事をするうえで基本にしたいスキルですね。
チームワーク
WEB制作の仕事はメンバーとの協力が欠かせません。ともに制作に携わるチームメンバーばかりでなく、顧客や上司とも合意形成しながら成果物を仕上げていく必要があるからです。
WEB制作会社でも多くの企業がリモートワークを取り入れており、対面でのコミュニケーションの機会は減っていますが、チームワークこそが仕事を進めるうえでの基本であり、リモートでもチームとしていかに良いものが作れるかが問われる時代になっています。
マーケティングの知識
WEB制作は単純な表現の場ではなく、対象顧客を絞り込んだうえでそのお客様にとって最も使いやすいデザインを提供しなくてはなりません。就職時に必要な知識ではありませんが、WEB制作会社で制作を行ううえで、マーケティングの知識は必須です。
デジタル空間に価値を想像すること
ここまで触れてきた4つのスキルを使って、本質的に達成すべきことは、WEB制作を通じてデジタル空間に価値を想像することです。デザインもシステムもHTMLも全てはそのための手段にすぎません。
例えばApple、AmazonやGoogle、Facebookのような優れたWEBサービスがどのようにデジタル空間で価値を想像しているのかを研究してみると、良い学習になります。
WEB制作会社ランキング2020 転職者向け企業一覧
2つの観点でWEBデザイン企業/WEB制作会社を評価します
本記事では以下の2つの視点でWEBデザイン企業/WEB制作会社を評価し、ランキング形式でWEBデザイン市場を分析していきたいと思います。
[本記事の2つのランキング]
- 1. WEBデザイン企業/WEB制作会社の規模
- 2. 社員による自社評価
WEBデザイン企業/WEB制作会社の規模
WEB制作会社は、一般的に会社の規模の小さい会社が多く、結果として経営的には安定しない企業が多いのも事実です。
そこで、社員数に基づいてWEB制作会社の規模をランキング形式で評価します。
社員による自社評価
OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。
WEBデザイン企業/WEB制作会社 会社の規模ランキング
[会社の社員数で会社の規模をランキング]
- : IMJ816人
- 2位: チームラボ700人
- 3位: ミツエーリンクス411人
※ 無料登録して詳しい転職条件をGET - 4位: カヤック409人 (58.17億円)
- 5位: ネットイヤーグループ284人 (55.14億円)
- 6位: ビービット111人
- 7位: キノトロープ100人
WEBデザイン企業/WEB制作会社 社員による自社評価
[社員による自社評価(5点満点)]
- : IMJ3.67
- 2位: グッドパッチ3.62
- 3位: カヤック3.50
※ 無料登録して詳しい転職条件をGET - 4位: ビービット3.34
- 5位: フォーデジットデザイン3.11
- 6位: ミツエーリンクス3.10
- 7位: チームラボ3.04
- 8位: アクアリング3.03
- 9位: ネットイヤーグループ2.96
- 10位: LIG2.94
- 11位: キノトロープ2.89
- 12位: マザー2.82
WEBデザイン企業/WEB制作会社 個別企業の評価
IMJ
IMJは国内最大規模のWebサイト制作・運用会社です。
具体的な業務内容の例を3つ挙げます。
- コンテンツ制作
- ユーザーインターフェイス設計
- ソーシャルメディア運用
IMJ社はオフィスがめちゃめちゃおしゃれなのにも定評がありますね。
IMJ社は2016年、世界最大級のITコンサルティング企業であるアクセンチュアの子会社となりました。
アクセンチュアの持つシステム構築力とテクノロジーにIMJ社のクリエイティビティによって、フロントからバックまでカバーした魅力的なWEBサービスを提供する体勢が整いました。
これは、日本国内では敵なしの最強タッグだと言ってよいです。私がWEB制作会社に就職するなら、IMJ社一択ですね。
アクセンチュア、株式会社アイ・エム・ジェイの株式過半取得を完了
アクセンチュア株式会社(東京都港区、代表取締役社長: 江川 昌史、以下アクセンチュア)は、デジタル分野でのサービス拡大に向け、デジタルマーケティング事業を展開する株式会社アイ・エム・ジェイ(東京都目黒区、上席執行役員社長 兼 CEO:竹内 真二、以下IMJ)の株式の過半取得を完了したことを発表します。 これにより、アクセンチュア インタラクティブ*の国内市場に向けたサービス提供能力が強化されるだけでなく、アクセンチュアとIMJが持つ、優れたクリエイティブ性、先進的なデジタルテクノロジーの専門知識、およびコンサルティング能力が融合され、戦略から実行までを一貫して提供できる体制が整います。なお、本株式過半取得に関する詳細は非公開です。
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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