サイバーセキュリティ会社ランキング2021【売上・年収・評価】
IT転職したいSE
「そろそろ他の会社に転職して、サイバーセキュリティ分野のエンジニアとして活躍したいな。具体的なセキュリティ企業名と転職条件が知りたい。」
こんな疑問に答えます。
この記事を書いているのは、年収1,000万円ちょっとでキャリア15年目の金融系エンジニアです。
13年前に大手金融機関のセキュリティを社内の草分け的なポジションで担当し、以降は部門の枠を超えてセキュリティ対策に奔走してきました。
サイバーセキュリティ企業への転職を希望する方が優良企業を選ぶことができるよう、関連企業の一覧をランキング形式で紹介します。
本記事の内容
サイバーセキュリティ業界の特徴
デジタル社会の拡大によって、成長し続けている市場です
サイバーセキュリティ業界は、成長著しい業界です。
例えば、買い物・ニュース・読書・コミュニケーションなど、人々のあらゆる行動がスマホやパソコンによって、アナログからデジタルに置き換わっているからです。
つまり人々が何をするにしても、不正な操作から個人情報や資産を守らなくてはならないのが現代社会。
サイバーセキュリティは現代社会に必須のテクノロジーとなりました。
[サイバー攻撃の例]
- クレジットカードの不正利用
- 個人情報の漏洩
- WEBサービスの停止攻撃
軍事とも関連の深い業界です
軍事の世界では、従来の陸・海・空に加えて、サイバー空間と宇宙空間が新たな戦場となっています。
他国では国防だけでなく、国家ぐるみでサイバー攻撃を行う事例も少なくありません。
こうした背景から、サイバーセキュリティ業界におけるトップ企業は、軍事に強みを持つアメリカやイスラエルに多数存在しています。
日本にはグローバル市場で渡り合えるような最先端の大手サイバーセキュリティ会社はありませんが、日本市場向けに成長し続けている企業が多数あります。
例えば、日本の情報セキュリティ業界の草分け的な存在のラック社や、社内ベンチャーからはじまり大きく躍進したNRIセキュアなどが代表的な企業と言えます。
セキュリティエンジニアの
仕事内容・年収・転職方法
国内セキュリティ企業なら、NRIセキュアを目指すのが
サイバーセキュリティ業界への就職・転職を考えている方は、まずはNRIセキュアへの入社を考えてみてはどうでしょうか。
日本国内では最も自社社員による評価が高く、待遇も親会社である野村総合研究所と同一の水準とあって非常に高待遇です。
案件も日本国内ではトップクラスとなる、付加価値の高いセキュリティ案件に携わることができるでしょう。
サイバーセキュリティ業界地図【図解】
簡単なサイバーセキュリティ業界地図を書いてみました。
サイバーセキュリティ業界には個人向け・企業向け・総合セキュリティ企業が存在します。また企業向けの中でもハードウェアに特化した企業と、セキュリティ運用サービスを展開する企業があり、各企業の分類は以下のようになります。
サイバーセキュリティを独学するには
私の場合は、システム開発の現場でセキュリティ業務を長年担当していましたので、仕事の中でサイバーセキュリティについての知識を学んでいきました。
セキュリティ業務に携わる機会が少ない方やスキルの証明をしたい方は、やはり資格試験を独学するのが体系的に学べて良いかと。
[主な資格試験一覧]
サイバーセキュリティ会社ランキング2021
3つの視点で企業をランキング化します
本記事では以下の3つの視点でサイバーセキュリティ会社を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。
[本記事の3つのランキング]
- 1. 企業の安定性
- 2. 社員の平均年収
- 3. 社員による自社評価
企業の安定性
会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。
社員の平均年収
就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
特に日本企業は年功序列の傾向があるため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がることが一般的なため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。
社員による自社評価
OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。
サイバーセキュリティ会社の安定性ランキング
- トレンドマイクロ1651.95億円 (6854 人)
- ラック387.19億円 (2114 人)
- ソースネクスト147.11億円 (141 人)
※ 転職情報・転職方法はこちら - サイオス136.87億円 (443 人)
- セグエグループ96.47億円 (409 人)
- デジタルアーツ58.41億円 (207 人)
- セキュアヴェイル9.69億円 (88 人)
- フーバーブレイン9.09億円 (46 人)
- サイバーセキュリティクラウド8.16億円 (30 人)
サイバーセキュリティ会社社員の平均年収
- トレンドマイクロ871.1 万円 (40.0 歳)
- ソースネクスト744.1 万円 (36.3 歳)
- サイオス632.5 万円 (41.0 歳)
※ 転職情報・転職方法はこちら - ラック623.6 万円 (40.0 歳)
- デジタルアーツ618.3 万円 (36.1 歳)
- サイバーセキュリティクラウド612.9 万円 (33.0 歳)
- セグエグループ594.2 万円 (39.0 歳)
- フーバーブレイン543.6 万円 (41.0 歳)
- セキュアヴェイル389.4 万円 (29.7 歳)
サイバーセキュリティ会社社員による自社評価
- アカマイ4.02
- NRIセキュアテクノロジーズ3.86
- トレンドマイクロ3.35
※ 転職情報・転職方法はこちら - ソースネクスト3.25
- ノートンライフロック3.21
- ラック3.04
- フォーティネットジャパン3.03
- パロアルトネットワークス2.97
- ファイア・アイ2.95
- マカフィー2.94
- デジタルアーツ2.92
- セグエグループ2.91
- サイバーセキュリティクラウド2.90
- フーバーブレイン2.90
- サイオステクノロジー2.87
- セキュアヴェイル2.87
- カスペルスキー2.82
- セコムトラストシステムズ2.81
- インフォセック2.70
当ランキング利用上の注意点
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今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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