食品商社ランキング2020【売上・年収・社員評価】

業界ランキング 社会

この記事は、食品商社への転職を希望する方が優良企業を選ぶことができるよう、食品商社の企業一覧をランキング形式で紹介します。

本記事の内容

食品商社の特徴

食品商社の特徴

食品商社は専門商社の1つです。食品メーカーから商品を仕入れ、スーパーや百貨店などに販売していく「仲介業」が主な業務になります。

理解しにくい商社のビジネスの中でも、食品という私たちに最も身近な商品を扱っているため、比較的業務をイメージしやすいのも面白い特徴といえます。

飲料、酒類、水産物、肉類、冷凍食品、ブランド品など、食品にも様々な種類や特製があり、食品商社ごとに強みとする商品が異なります。

またビジネスの範囲が広くなっており、単純な仲介業だけでない点も面白い特徴と言えます。

事例①:紅茶を輸入する

食品商社による紅茶の輸入

食品商社が紅茶を輸入する例で仕事内容を見ていきたいと思います。

商社は紅茶農家から茶葉を購入し、消費国である日本へ輸入します。輸入した茶葉は、主に日本国内の紅茶メーカーに販売します。

輸入だけでなく製造もする

傘下に製造工場を置き、メーカー機能を持つこともあります。
食品商社は、紅茶葉の生産・発酵・買い付け・輸入・包装まで一連の工程に関与します。

オリジナルブランドを作る

小売店などのためにオリジナルブランドの商品の商品を開発したり、場合によっては自社ブランドでの販売まで手掛けます。

流通を作る

日本中の小売店に商品を届けるため、商社は物流業者と流通も作ります。

WEBで直販する

一部の食品商社は、自社の扱う商品を小売店だけでなくEコマースを活用して直販しています。

このように、大手食品商社は仲介業に止まらず、幅広い業務を行っています。

大手食品商社は専門商社の中でも事業規模が大きい

以下は、専門商社の売上上位6社です。専門商社全体で見ても、三菱食品が2兆円規模で1位、加藤産業が1兆円規模で6位と大手食品商社はその規模がとても大きいのが特徴です。

  1. 三菱食品 [食品]26203.2億円 (5031人)
  2. 日鉄物産 [鉄鋼]25506.1億円 (7914人)
  3. スズケン [医薬品]21323.6億円 (15585人)
  4. 阪和興業 [鉄鋼]20746億円 (4080人)
  5. 伊藤忠エネクス [化学]12442.6億円 (5619人)
  6. 加藤産業 [食品]10632.2億円 (3479人)

原価が高く、利益率は低い

規模は大きい一方で、残念なことに利益率は低い傾向があります。売上の内訳を見ると、仕入れ先に支払う原価と輸送のための物流コストが大半を占めるためで、利益率は1%以下という極めて小さい額になっています。

食品は私たちにとって最も重要な商品である一方、価格についてはシビアで、リンゴやホウレン草の価格が倍になったら誰も買わないでしょう。

業界構造として止むを得ない部分ですが、今後はいかに付加価値を高められるかが重要になってきます。

事例②:日本の高級食材を輸出する

WAGYU、SAKEを輸出

食品商社は食品の輸入だけでなく輸出も手掛けており、今やWAGYU(和牛)やSAKE(日本酒)は世界中で販売されています。

こうした高級食品は、日本で購入する場合と比べ、倍以上の金額で小売されることも珍しくありません。

海外での販路拡大や外国人向け商品の開発は付加価値が高く、将来性のある重要な業務の一つといえます。

日本食の普及

海外で今よりもっと日本食が普及すれば、日本産の農作物や食品の販路拡大に寄与し、国内での販売よりも付加価値を高めることができるでしょう。

日本食の普及は、食品商社が率先して行うべきミッションです。

農林水産省 

食品商社 企業ランキング2020

食品商社 企業ランキング2020

3つの視点で企業をランキング化します

本記事では以下の3つの視点で食品商社の企業を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。

[本記事の3つのランキング]

  • 1. 企業の安定性
  • 2. 社員の平均年収
  • 3. 社員による自社評価

企業の安定性

会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。

社員の平均年収

就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
特に日本企業は年功序列の傾向があるため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がることが一般的なため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。

社員による自社評価

OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。

食品商社企業の安定性ランキング

  1. 三菱食品26203.2億円 (5031 人)
  2. 加藤産業10632.2億円 (3479 人)
  3. 伊藤忠食品6671.28億円 (1145 人)
  4. ヤマエ久野4887.04億円 (3547 人)
  5. マルイチ産商2256.39億円 (1064 人)
  6. トーカン1467.21億円 (–)

食品商社社員の平均年収

  1. 伊藤忠食品649.1 万円 (41.8 歳)
  2. 三菱食品648.0 万円 (43.5 歳)
  3. 加藤産業647.9 万円 (40.2 歳)
  4. マルイチ産商641.3 万円 (40.8 歳)
  5. トーカン589.2 万円 (42.4 歳)
  6. ヤマエ久野518.5 万円 (39.1 歳)

食品商社社員による自社評価

社員による自社評価

  1. 三菱食品3.21
  2. マルイチ産商3.21
  3. トーカン3.20
  4. 伊藤忠食品3.04
  5. ヤマエ久野3.03
  6. 国分グループ本社3.02
  7. セイコーフレッシュフーズ3.00
  8. 西野金陵2.99
  9. 三陽物産2.97
  10. 北海道酒類販売2.96
  11. ヤタニ酒販2.95
  12. 飯田2.95
  13. 丸大堀内2.93
  14. 日本アクセス2.90
  15. タジマヤ2.88
  16. 日本酒類販売2.88
  17. カナカン2.87
  18. イズミック2.86
  19. コンフェックス2.79
  20. 三井食品2.79
  21. 加藤産業2.59
  22. 昭和2.55
  23. 旭食品2.33

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