産業用ロボットメーカーランキング2020【売上・年収・社員評価】

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この記事は、産業用ロボットメーカーへの転職を希望する方が優良企業を選ぶことができるよう、産業用ロボットメーカーの企業一覧をランキング形式で紹介します。

本記事の内容

産業用ロボットメーカーの特徴

以下では、産業用ロボット業界およびロボットメーカーについて解説します。

産業用ロボットの導入台数推移

出典:IFR 

市場は急拡大中。売上の半数近くが中国向けです

産業用ロボットは多角化が進み、従来人手で行ってきた工程からロボットへの代替が進んでいます。需要の半数近くが、「世界の工場」である中国企業向けになります。
 

業界最強のファナック、だが社員の評判はイマイチ・・・

産業用ロボットメーカーは、グローバル市場で4強体制となっていて、世界市場で日本企業が健闘しています。

[産業用ロボット本体メーカーは世界4強体制]

  • ファナック(日本)
  • 安川電気(日本)
  • KUKA(ドイツ)
  • ABB(スイス)

4強の中でも、ファナックはトップメーカーです。ナンバーワン企業への就職を目指すのが定石なのですが、どうもファナックは社員評価がよくないようですね。

ワンマン経営で、ワークライフバランスが重視される昨今でも残業が異常に多いうえ、本社と工場が山梨県忍野村という立地が原因のようです。給与水準の高い会社で大きな仕事ができますが、長く働く環境としてはちょっと厳しいのでしょうね。

フィナックはワンマン・残業体質・僻地にあるため社員評価が低い

出典:フィナック 

 

AI  5G  産業ロボット

今後、産業用ロボットにAIや5Gを活用することで、工場はこれまで以上に効率的に生産活動を行えるようになります。

[AI,5Gの活用事例]

  • 産業用ロボットの稼働データをより詳細なデータまでリアルタイムで収集
  • 収集したデータからロボットの動きを改善
  • 収集したデータから異常を検知
  • 画一的な動きだけでなく、判断を伴う複雑な動作もAIによって可能に

まとめ:今後の生き残りは工場での稼働データが鍵となる

今後、産業用ロボットはAIの活用によって機能が大きく改善していくと考えられます。

ポイントとなるのは現場のビックデータです。よりよいAIを作るには、現場での大量の稼働データがインプットとして必要だからです。

しかし、稼働データを持つのはファナックや安川電気ではなく、中国を中心とした工場なのですから、ワーストシナリオは中国でAIを開発し、中国でより高性能な産業用ロボットが作られてしまうことです。

今後の生き残りは、メーカーがいかに現場の稼働データを集められるかにかかっているのではないでしょうか。

産業用ロボットメーカー 企業ランキング2020

産業用ロボットメーカー 企業ランキング2020

3つの視点で企業をランキング化します

本記事では以下の3つの視点で産業用ロボットメーカーの企業を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。

[本記事の3つのランキング]

  • 1. 企業の安定性
  • 2. 社員の平均年収
  • 3. 社員による自社評価

企業の安定性

会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。

社員の平均年収

就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
特に日本企業は年功序列の傾向があるため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がることが一般的なため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。

社員による自社評価

OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。

産業用ロボットメーカー企業の安定性ランキング

  1. パナソニック80027.3億円 (271869 人)
  2. 三菱電機45199.2億円 (145817 人)
  3. ヤマハ発動機16647.6億円 (55255 人)
  4. 川崎重工業15947.4億円 (35691 人)
  5. セイコーエプソン10896.8億円 (76647 人)
  6. ファナック6355.68億円 (7866 人)
  7. SMC5769.48億円 (19746 人)
  8. 安川電機4109.57億円 (–)
  9. ナブテスコ2898.08億円 (7736 人)
  10. 不二越2490.77億円 (7456 人)
  11. ダイヘン1434.57億円 (3803 人)
  12. FUJI1291.04億円 (2449 人)
  13. 芝浦機械1174.05億円 (3346 人)
  14. JUKI991.69億円 (5762 人)
  15. ハーモニック・ドライブ・システムズ678.09億円 (1111 人)
  16. IDEC627.57億円 (3654 人)
  17. ユーシン精機218.33億円 (683 人)

産業用ロボットメーカー社員の平均年収

  1. ファナック1364.4 万円 (40.8 歳)
  2. ハーモニック・ドライブ・システムズ854.1 万円 (41.0 歳)
  3. 三菱電機816.9 万円 (40.4 歳)
  4. ダイヘン806.2 万円 (40.6 歳)
  5. SMC785.7 万円 (40.2 歳)
  6. パナソニック774.5 万円 (45.6 歳)
  7. セイコーエプソン771.6 万円 (43.6 歳)
  8. FUJI751.6 万円 (41.9 歳)
  9. ヤマハ発動機745.6 万円 (43.0 歳)
  10. ナブテスコ723.0 万円 (42.0 歳)
  11. 川崎重工業707.8 万円 (38.7 歳)
  12. IDEC662.8 万円 (43.3 歳)
  13. 不二越650.5 万円 (39.2 歳)
  14. 芝浦機械634.7 万円 (43.1 歳)
  15. JUKI592.4 万円 (45.0 歳)
  16. ユーシン精機571.6 万円 (39.0 歳)

産業用ロボットメーカー社員による自社評価

社員による自社評価

  1. パナソニック3.54
  2. ヤマハ発動機3.49
  3. JUKI3.22
  4. ナブテスコ3.22
  5. 安川電機3.21
  6. ABB3.14
  7. 川崎重工業3.13
  8. セイコーエプソン3.13
  9. 三菱電機3.11
  10. FUJI3.10
  11. 富士通ITマネジメントパートナー3.05
  12. ハーモニック・ドライブ・システムズ3.03
  13. スター精機2.99
  14. JUKIオートメーションシステムズ2.96
  15. デンソーウェーブ2.89
  16. ダイヘン2.87
  17. ユーシン精機2.81
  18. 芝浦機械2.71
  19. SMC2.62
  20. ファナック2.60
  21. IDEC2.54
  22. 不二越2.54

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人の感性や能力を拡張、パナソニックのAug Labが研究パートナー募集

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エッジAIを加速する「Jetson」、次モデルは「Nano Next」と「Orin」に

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機械は人を追い詰めるのか、日本とドイツに見る“人と機械の新たな関係”

2020-04-21 02:00:00
デジタル化が進む中で人と機械の関係はどう変わっていくのだろうか――。こうした疑問を解消すべく日本とドイツの共同研究により「Revitalizing Human-Machine Interaction for the Advancement of Society(デジタル社会における人と機械の新たな関係)」が発行された。共同発行者である日立製作所 研究開発グループ 生産イノベーションセンタ 主管研究長の野中洋一氏に話を聞いた。

自律型移動ロボットと運行管理システムの接続インタフェースの仕様を策定

2020-04-20 22:00:00
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、自律型移動ロボットと運行管理システムを接続するインタフェース「AMR-IF」の仕様を策定し、AMR-IFに準拠した操作端末ソフトウェアのサンプルを公開した。

ロボットサミット「WRS 2020」も新型コロナで延期、2021年度内開催へ

2020-04-17 07:00:00
経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年8月と10月に開催を予定していた「World Robot Summit 2020(WRS 2020)」を延期すると発表した。現時点では、2021年度内での開催に向けて調整が進められている。

今回は以上です。