ソフトウェア開発会社ランキング2020【就活&転職者向け】

ソフトウェア開発会社について調べる人
「そろそろ他の会社に転職したいな。アプリケーションエンジニアとして、ソフトウェア開発専門の会社で働きたいな。具体的な企業や、転職条件も気になるな。」
こんな疑問に答えます。
この記事を書いているのは、IT業界歴14年・年収1,000万円ちょっとのアプリケーションエンジニアです。
業務では、金融系を中心に様々なパッケージ導入を行ってきましたので、多くのソフトウェア開発会社さんと一緒に仕事をしてきました。
この記事ではそうした経験も踏まえつつ、転職対象となる優良なソフトウェア会社を紹介します。参考になりましたら幸いです。
本記事の内容
ソフトウェア開発会社とは
アプリケーションの開発を主要事業とする会社のことです。「どんなアプリケーションを作るか」は、企業によってその事業内容はまちまちです。以下に例を挙げます。
- 企業会計を支援する会計ソフト
- 顔認証などの画像認識、物体認識
- Windowsなどのオペレーションシステム
ソフトウェア業界はIT業界の一部で、近年ではクラウドやネットなどとの関連性の強い業界です。例えばfreeeのように、会計システムを開発し、インターネット上で利用してもらう形態の企業もあります。
3つの視点でソフトウェア会社を評価します
本記事では以下の3つの観点で評価し、ランキング形式で金融業界を見ていきたいと思います。
- 1. 社員による自社評価
- 2. 社員の平均年収
社員による評価
OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。
社員の平均年収
ソフトウェア業界に限らず、働くとして次に気になるのは給料、すなわち社員の平均年収ではないでしょうか。
当然給料が高いに越したことはないですし、人材にお金を投資する企業の方が価値のある仕事ができるのが一般的だからです。
上場会社が公表している情報から、シンプルに社員の平均年収をランキングにします。
社員による評価
OpenWorkに投稿された社員による自社の評価OpenWorkに投稿された社員による自社の評価
-
: Vmware 4.41
2位: Sansan 4.23
3位: freee 4.20
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4位: サイボウズ 4.14
5位: マイクロソフト 4.02
6位: Sky 3.85
7位: SAPジャパン 3.78
8位: ワークスアプリケーションズ 3.46
9位: トレンドマイクロ 3.35
10位: ソースネクスト 3.25
11位: 日本オラクル 3.23
12位: ジャストシステム 2.79
13位: ミロク情報サービス 2.66
14位: 日本ソフトウエア 2.25
社員の平均年収
上場会社が公表している社員の平均年収をランキング
-
: 日本オラクル 1046.6万円 (43.1歳)
2位: ジャストシステム 970.9万円 (40.0歳)
3位: トレンドマイクロ 882.4万円 (39.7歳)
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4位: ソースネクスト 744.1万円 (36.0歳)
5位: ミロク情報サービス 646.0万円 (39.0歳)
6位: Sansan 601.3万円 (32.0歳)
7位: サイボウズ 599.8万円 (34.6歳)
当ランキング利用上の注意点
当サイトは、TechClipsとレバテックキャリア
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個別企業の評価
日本オラクル
オラクルは、世界で最もシェアの高いデータベース製品のプロダクトベンダーです。
以前より社員の年収が高いことでも有名で、日本法人の平均年収は1,000万円を超えています。
[Oracle社を取り巻く経営課題]
- 従来型のデータベースではトップシェアだが、NoSQLと呼ばれる新しいデータベース製品が台頭している
- 企業システムがクラウドに移行しているため、Oracle製品のクラウド化が急務である(Oracleクラウド)。
VMware
仮想化市場においてトップシェアを誇り、ソフトウェアベンダーとしても世界第5位の売上を誇るVMware。
年収は非公開ですが、1,000万円以上の給料をもらう社員も多く、部長クラスでは数千万円の年収になるようです。
そうした給料の高さもあってか、社員による評価はソフトウェア業界でトップとなっています。
バリバリ働き稼ぎたい人にはオススメの企業です。
Sansan
法人向けクラウド名刺管理で国内トップシェアを誇るSanan。タクシーに乗るとひたすらCMが流れるSansanの製品はサラリーマンにとっては使ったことがなくても馴染みの深いものかもしれません。
労働環境が充実していることには定評があり、制度も実にユニークです。
- Know Me
異なる業務に当たっているメンバーが、社内交流のために三人一組で食事をする場合に飲食費が補助される制度 - イエーイ
自宅で集中して業務を進める方が生産性や効率を上げられる場合に、1日単位で自宅勤務を選択できる制度 - どにーちょ
休日の静かな環境で業務を行う方が生産性や効率を上げられる場合に、平日と休日の勤務日を入れ替えられる制度
会社選びのポイント
ソフトウェア業界大手は外資系企業の日本法人が多く、外資を選ぶのか国内を選ぶのか一つ大きなポイントとなります。
一つの見方に過ぎませんが、スペシャリストになるなら外資を、ジェネラリストになるなら国内企業を選ぶと良いです。
これは会社の組織の作り方が外資と国内企業では異なるためです。
また、会社を選択するうえで、社員による自社の評価は非常に参考になると思います。評価の高い企業を中心に就職・転職先を選択することをオススメします。
今回は以上です。参考になりましたら幸いです。
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