アニメ会社ランキング2020【付加価値を高めれば食える話】

業界ランキング 転職

この記事は、アニメ会社のまとめです。アニメ会社への転職を希望する方が優良企業を選ぶことができるよう、アニメ業界の企業一覧をランキング形式で紹介します。

本記事の内容

アニメ会社で働くということ

アニメ会社で働くということ

アニメーターは食えない?

アニメ制作者全体の平均年収は440万円、アニメーターの中でも、動画ポジションの平均年収は125万円で、ちょっと他の業種ではありえないような低賃金です。
(出典:アニメーターの仕事がわかる本)

好きで続けられるのは若いうちだけ

庵野秀明監督も上京したての頃は家さえなく、トップクラフト(現スタジオジブリ)の机の下などで寝泊りしていたとか。

若く名も無い新人時代とはいえ、実力は認められていたといいます。それでもこんな状況なのが現実。

これではビジネスとは言い難いですね。一方、このアニメーターの待遇の問題は宮崎駿監督をはじめ、アニメ業界の人間ならば皆悩み、なんとかしようと試みてきた事でもあります。

業界最大手:東映アニメーションの場合

業界最大手、東映アニメーションの平均年収は750万円ほど。十分食えるじゃん!と思って現在中途採用している職種をチェックしました。

[アニメーターは募集していない]

  1. 1. アシスタントプロデューサー
  2. 2. ライセンス営業
  3. 3. 監修業務

アニメーターの採用はなし。。。。契約社員の採用情報はありました。

企業はマネジメントや営業などの付加価値の高い業務のみを行い、物づくりの現場は他社さんや契約社員の方で回しているのだと思います。

アニメ業界はIT業界(SIer)と同じ構造のビジネスモデルなのでしょう。

IT業界(SIer)の場合は海外の安価で優秀な人材に物づくりをお願いしますが、アニメ業界の場合は情熱的で若い日本のアニメータが、日本では食えない金額で働いているのでしょう。

日本の若いアニメーターが食える環境になるには、今以上にアニメがヒットし、高収益の業界に生まれ変わる必要があるはず。

というわけで、次はアニメ会社の成長性についてみていきます。

国内市場は横ばい、海外向け作品市場は成長中

日本のアニメ産業は飽和状態で、市場動向は横ばい。一方で海外向け作品の市場は今も成長を続けており、10年後には国内市場を完全に追い抜くかもしれません。

つまり、新作アニメは国内でのヒットだけでなく、海外でウケることを意識して制作するのが常識になっているということがわかります。


 

出典:アニメ産業レポート 

 

国内市場は横ばいなのに新作点数は増加=「不毛な市場」

以下はテレビアニメのタイトル数の推移を示したグラフです。国内市場規模は拡大していないのに、新作タイトルは急増しています。
 

 
つまり、たくさん作っているのに利益が増えてないわけですから、負け組の業界になっちゃってる訳です。

結論:アニメ会社に就職・転職するなら、必ず明確な目的を持つべき

アニメ会社は今なお食えない世界です。

「そんなもんだろ」とか「好きだから」とかではなく、就職・転職するなら必ず明確な目的を持っていただきたいと思います。

10年後、貧乏で何も売り物のないおじさんにならないように、自分なりの戦略を持つべきです。

例えば大学を出て、大手アニメ業界に就職して、営業職やマネジメント職として携わるのなら付加価値が高いため、何の問題もありません。

伸び盛りの海外市場向けの営業や企画職なら、将来はいっそう明るいでしょう。

しかしアニメーターとしてアニメ業界の末端で仕事をするなら、どうやって成長して末端からはい上がっていくか考えておかないと、中年になったとき後がありません。

いくつか例を挙げます

  • 作戦1:アニメーターで業界に入ってマネージャー職を目指す
  • 作戦2:アニメーターで業界に入って営業職を目指す
  • 作戦3:アニメーターとしての道を極める

作戦1:アニメーターで業界に入ってマネージャー職を目指す

現場からの叩き上げで、将来は管理する側を目指す作戦。ポイントは人間力をいかに磨くかですね。

同僚やリーダーをしっかり観察し、良い仕事をしてもらうためにリーダーが何に気配りしているか、どのように叱咤激励しているかを現場で学ぶイメージ。

またカーネギーやドラッカーなどマネジメントに関わる名著からも学ぶと良いでしょう。

作戦2:アニメーターで業界に入って営業職を目指す

アニメーターの仕事は現場を知るためと割り切り、将来は営業職を目指す作戦。

営業職は成果が見えやすいため、他の業種よりも学歴より能力で採用されやすいのが特徴です。
(そのかわり、成果が出ないとクビになってしまうリスクもありますので、しっかり頑張らなくてはなりませんね)

作戦3:アニメーターとしての道を極める

最もリスクがあるけど、腹をくくって道を極めるというのも一つの手。

でもせっかくアニメーターになったなら、半年や1年など期間を決めて、道を極めてみるのは良いことだと思います。

期間を切って本気でやれば、自分に才能があるのか無いのか良くわかります。

ダメそうだなぁと思ったらダラダラと続けるのではなく、マネージャーや営業を目指したり、他の職業に転職することをオススメします。

アニメ業界 企業ランキング2020

アニメ業界 企業ランキング2020

3つの視点で企業をランキング化します

本記事では以下の3つの視点でアニメ業界の企業を評価し、ランキング形式で企業を分析していきたいと思います。

[本記事の3つのランキング]

  • 1. 企業の安定性
  • 2. 社員の平均年収
  • 3. 社員による自社評価

企業の安定性

会社の売上から、企業の安定性をランキング形式で紹介します。

社員の平均年収

就職・転職を検討する際、会社の平均年収は最も気になる情報です。
上場企業が公開している情報から、社員の平均年収を見ていきます。
特に日本企業は年功序列の傾向があるため、会社の平均年齢が上がれば社員の平均年収も上がることが一般的なため、社員の平均年齢も合わせて掲載します。

社員による自社評価

OpenWorkに投稿された社員による自社の評価を見ていきます。
実際に働いている人の統計的な評価というのは、かなり有効な指標だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。

アニメ業界企業の安定性ランキング

  1. 東映アニメーション557.01億円 (755 人)
  2. ディー・エル・イー37.96億円 (71 人)

アニメ業界社員の平均年収

  1. 東映アニメーション751.9 万円 (39.2 歳)
  2. ディー・エル・イー522.7 万円 (35.3 歳)

アニメ業界社員による自社評価

社員による自社評価

  1. 日本アニメーション3.16
  2. ガイナックス3.07
  3. シンエイ動画3.03
  4. スタジオジブリ3.00
  5. ディー・エル・イー3.00
  6. トムス・エンタテインメント2.94
  7. 東映アニメーション2.90
  8. サンライズ2.85

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