【python】for in range ループを解説
pythonのfor in rangeループについて調べる人
「pythonでfor in range
文を用いたループを実装したいのですが、構文を忘れてしまいました。省略可能な引数を明示的に使う場合、どのように指定しますか?また逆順にする方法も知りたいです。あと、コピペできるソースコード例も欲しいです。」
こんな疑問を解決します。
本記事のテーマ
- 1.for in rangeによる繰り返し処理
- 2.rangeの引数に”最後の数”を指定する
- 3.rangeの引数に”増減数”を指定する
- 4.for in rangeの順序を逆転する
- 5.for in rangeにenumerate関数を併用する
この記事を書いている私はIT業界歴12年、年収1,000万円ちょっとの金融系エンジニアです。学生時代から様々なプログラミング言語を扱ってきましたが、その中でもpythonはとても扱いやすく生産性も高く、オススメの言語です。
本記事では、細かい構文に迷ったら、例からコピー&ペーストして使えることも目指しました。少しでもお役に立てますと幸いです。
1.for in rangeによる繰り返し処理
pythonでfor in rangeを用いた繰り返し処理を行う際の構文は次の通りです。
《繰り返し処理》
【注意点】最後の数での繰り返し処理は実行されません。「最後の数以下
」を繰り返すのではなく、「最後の数未満
」を繰り返し処理するイメージです。
簡単な例
for in range
文を用いて繰り返し処理を行う例を示します。
具体例
例:変数x
に0 3までの範囲の値を代入し、繰り返し処理を行う
for x in range(4): print(x)
実行結果は以下の通りです。
0 1 2 3
2.rangeの引数に”最後の数”を指定する
具体例
例:変数x
に1 5までの範囲の値を代入し、繰り返し処理を行う
for x in range(1,6): print(x)
実行結果は以下の通りです。
1 2 3 4 5
3.rangeの引数に”増減数”を指定する
rangeの増減数を指定する例を2つ紹介します。
①rangeの引数に”増減数”を指定する(+3)
具体例
例:変数x
を3ずつ加算し、繰り返し処理を行う
for x in range(1,10,3): print(x)
この例では1から順に3ずつ加算されます。実行結果は以下の通りです。
1 4 7
②rangeの引数に”増減数”を指定する(-1)
具体例
例:変数x
に6 1までの範囲の値を代入し、繰り返し処理を行う
for x in range(6,0,-1): print(x)
6から1ずつ減算されます。実行結果は以下の通りです。
6 5 4 3 2 1
4.for in rangeの順序を逆転する
rangeはreversed
関数を用いて逆転することができます。range関数の増減数を-1にするよりもわかりやすくオススメです。
具体例
例:変数x
に5 1までの範囲の値を代入し、繰り返し処理を行う
for x in reversed(range(1,6)): print(x)
実行結果は以下の通りです。
5 4 3 2 1
5.for in rangeにenumerate関数を併用する
enumerate
関数を用いると、繰り返し処理の順にインデックスを付与することができます。
具体例
例:変数x
に0,20,40,60,80,100の値を代入し、インデックス(ix
)付きの繰り返し処理を行う
for ix, x in enumerate(range(1,101,20)): print(ix, x)
実行結果は以下の通りです。
0 0 1 20 2 40 3 60 4 80 5 100
今回は以上です。range関数を用いると、繰り返し処理をシンプルに記述することができるためオススメです。pythonでfor in range文を使う際の参考になりましたら幸いです。
|python利用企業ランキング2020
Pythonエンジニア求人の特徴
Pythonエンジニア|求人企業ランキング
当ランキング利用上の注意点