宇宙の不思議な現象と宇宙ビジネスについて

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宇宙の不思議な現象について解説します

なお、紹介する書籍とその要約はフライヤーさんの記事になります。
(引用元:https://www.flierinc.com/)

宇宙になぜ我々が存在するのか

  • この宇宙は正体不明の物質であふれている。ニュートリノは、エネルギー量で見れば、その割合は多くはないが、粒子の数をみると、一秒間に数百兆個のニュートリノが私たちの身体を通り抜けているほど、この世界はニュートリノであふれている。
  • 日本人ノーベル賞受賞者小柴さんによって、自然界で発生するニュートリノが、初めて観測された。
  • 誕生してから100億分の1秒後の宇宙の姿まで迫ることができるようになってきた。
  • 私たちの身体は星の最期である超新星爆発のときにつくられた元素を材料につくられている。

立花隆の「宇宙教室」

  • ケプラーによって発見され、すでに天体であることが確認されたものと、ケプラー以前に確認されていたものを合わせると現在までに約1700もの系外惑星が確認されているという。
  • 逆転の発想で、推力の弱いイオンエンジンを主推進に使用した「はやぶさ」は、地球から3億キロ離れた小惑星イトカワを往復し、人類初のサンプルリターンに成功した。
  • 「正しく思考する」とは、まさに「物事の本質をつかむ」ことである。

宇宙はなぜブラックホールを造ったのか

  • アインシュタインによる特殊相対性理論や一般相対性理論の確立を契機に、ドイツの物理学者シュバルツシルトによって、ブラックホール解が導かれた。
  • 「ブラックホールは観測できない」と考えられていたが、強い電波源の調査や恒星と連星系をなす天体の調査から、いまは次々と新たなブラックホールが発見されている。
  • 銀河の中心にはブラックホールがあり、ブラックホールと銀河が共に進化するという「共進化(co-evolution)」という概念も生まれた。
  • ブラックホールも物質としての性質を持っており、寿命がある。

宇宙が始まる前には何があったのか?

  • 宇宙論で今最も注目を集めている二つの謎は、暗黒の世界にあり観測することができない「暗黒物質」と「暗黒エネルギー」だ。
  • 暗黒エネルギーは宇宙の膨張と縮小のバランスをとるのに理論上必要なエネルギーと考えられる。
  • これまでの宇宙像によると現代は宇宙観測に適した時代だ。宇宙は膨張を続け、2兆年後にはほとんどの星が離れすぎて見えなくなってしまう。
  • 宇宙に挑む科学者のあるべき姿勢は「自分の想像に宇宙を合わせるのではなく、宇宙に自分の想像を合わせること」である。

宇宙の「一番星」を探して

  • 137億年の宇宙の歴史の中で、最初の星がどのようにして、いつ生まれたのかという疑問は、現代天文学の重要な命題のひとつだ。
  • 星は、数光年から数十光年もの規模の巨大な冷たいガスの雲の中で、熱核融合によって生まれる。
  • ガス雲の中の1つの星の誕生は、1つの銀河の誕生でもある。
  • ある天体が遠ければ遠いほど、光が届くまで時間がかかるので、その天体の若い姿を観測していることになる。最初の星を探すためには、できるだけ遠くの銀河の姿を観測することが必要になる。

地球外生命 9の論点

  • なぜ我々はまだ地球外生命体に出会えていないのか、それには科学者たちが大きく3つの答えをだしている。
  • 地球外生命体に出会いたければ、重要なのは我々自身の文明を少しでも長く続かせることだ。
  • 地球外生命体を探したければ、地球内部の「真の生命圏」の姿を知らなければならない。
  • 海底下には地上の生物を遥かに超える量の微生物が存在していた。
  • 木星の第2衛星エウロパでは、火山活動があり、海があるかもしれない。

宇宙に命はあるのか

  • ロケット研究は、第二次世界大戦前後のドイツ、アメリカ、ソ連で競うように進められた。ロケットに爆弾を積めば、ミサイルとして使うことができるため、軍が研究資金の多くを負担した。
  • アポロの歴史的偉業の裏には、斬新な「月への行き方」を提案したハウボルトや、宇宙飛行士の危機を救うプログラムを開発したハミルトンのように、それまでの常識と戦った人々がいた。
  • 1970年代に打ち上げられた探査機「ボイジャー1号」「ボイジャー2号」によって、活火山をもつ衛星や、海がある衛星などが発見された。

宇宙ビジネスの衝撃

  • 宇宙ビジネスの対象となるエリアは、大きく「深宇宙」「静止軌道」「低軌道」の3つに分けられる。近年、「低軌道」での宇宙ビジネスが活況を呈している。
  • スペースX、アマゾン、グーグル、フェイスブックといったIT企業たちが、次々と宇宙ビジネスに参入している。
  • IT関連の技術や資金が宇宙ビジネスに流れ込んでいるのは、宇宙にネットワークを張り巡らせることで、「地球のビッグデータ」を活用したいと考えているためである。

世界はなぜ「ある」のか?

  • 「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」という問いは、なぜ?を問う究極的設問である。
  • 大胆な問題自体への疑問提起。そして徹底的な懐疑。解決しなくて良い問題は身近にも存在するのかもしれない。
  • 問題を言い換えてみること、問題そのものを疑うこと、ツールを使って問題をかみ砕くこと、そして思考の順序を組み立て直すことで、新しい知見が生まれる。

宇宙ビジネスについて解説します

宇宙ビジネス入門

  • 世界の宇宙産業には、宇宙関連企業に加えて、IT、ロボティクス分野などの異業種企業が相次いで参入している。このように宇宙産業内外の技術が絡み合うことで「NewSpace」と呼ばれる新潮流が生まれている。
  • 宇宙ビジネスは6つの市場セグメントが存在する。

イーロン・マスクの野望

  • 地球で起こる人口爆発や環境悪化の加速から人類を救うため、イーロン・マスクは人類を火星に移住させるために「スペースX社」を設立し、宇宙ロケットの開発に取り組んでいる。
  • 火星ロケットの開発には時間がかかるため、二酸化炭素による地球環境の悪化を少しでも食い止めるべく、イーロンは電気自動車や太陽光発電の普及にも尽力している。
  • イーロンはロケット開発で何度も失敗し、テスラ社の資金は底をつきかけたが、諦めずに常に前を向いて問題解決に当たり、成功を手繰り寄せた。イーロンの目標ははるか遠くにあり、今後も彼の野望からは目が離せない。

イーロン・マスク 未来を創る男

  • イーロン・マスクは「火星に人類を送り込み、人類を救う」というミッションを掲げ、スペースX、テスラモーターズ、ソーラーシティを軌道に乗せて、新たな挑戦を続けている。
  • スペースXは、3度の打ち上げ失敗に屈せず、人工衛星や国際宇宙ステーションへの補給物資を安定して宇宙に運べるようになるまで成長を遂げた。
  • テスラモーターズは、100%電気燃料の自動車を開発し、先進性や効率性を追求した「モデルS」によって、自動車業界に激震を与えた。