TEDで学ぶプレゼン14のコツ【TED関連書籍 著者3名の解説】

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TEDでプレゼンを学ぶ人
「プレゼン能力をレベルアップしたいので、よくTEDを見ています。とても役に立つのですが、個別のプレゼンを見たいというよりもプレゼンのコツについて体系立てて習得したいのです。ずばりプレゼンが上手くなるためにはどうしたらいいか、プロに解説して欲しいです。」

こんな悩みを解決します。

TED関連書籍の要点からプレゼンのコツを学びましょう

本記事では、TEDに関する書作3冊の要点から、プレゼンのコツを学びます。プレゼン力を向上させたい方の助力となりましたら幸いです。なお、本記事で紹介する書籍とその要約はフライヤーさんの記事になります。
(引用元:https://www.flierinc.com/)

それでは早速いってみましょう。

TED TALKS

  • トークで重要なのは「人生を変えるようなアイデア」を、聞き手の心の中に植え付けることである。聞き手を引き込むには、トーク全体を貫くテーマである「スルーライン」を明確にすることがカギとなる。
  • スルーラインを肉付けるのに効果的な5つのツールは、「つながる」、「ストーリーを語る」、「説明する」、「説得する」、「見せる」である。
  • トークの本番では、服装やメンタル、舞台設営、話し方と動作など注目すべき点がいくつかあるが、自分らしいスタイルで臨むことが望ましい。

TEDトーク

  • スピーチのトピックは、この世界に対する見方が変わるような、あるいは何か行動を起こそうという気になるような、ひとつのアイデアで勝負する。
  • 核となるアイデアを基本フレーズやパワーバイトに転換し、聴衆の心に深く刻み込まれるまで繰り返し口にする。
  • スピーチは最初の10~20秒間が勝負。『個人にまつわるパーソナルストーリー』『ショッキング・ステートメント』『インパクトのある質問』から始めるのが有効である。
  • スピーチの途中で自虐的なユーモアを交えることで、聴衆との距離はぐっと近くなる。
  • スピーチをする前に、ダメだった点とその理由について中身の濃いフィードバックが得られる環境を整えた上で、少なくとも3回は練習しておくべきだ。

TEDトーク

  • スピーチのトピックを選ぶときは、スピーチ終了時に聴衆にどうなってほしいかという「目的地」を明確に描き、聴衆に伝えたいメッセージを一つに絞って、そのメッセージに情緒的な深みを添える経験を探すことが大切だ。
  • ストーリーテリングの鉄則は、「語らずに示す」ことだ。会話や登場人物の具体的描写で自分の経験をいきいきと再現することによって、ストーリーに命を吹き込むのである。
  • メッセージは分かりやすい言葉で伝えることが大切だ。スピーチは「聞いて理解できるように」作成しなければいけない。

TED 驚異のプレゼン

  • 情熱、熱意、興奮、楽観性などの前向きな感情は伝染し、聴衆の気持ちを盛り上げる。聴衆を感動させようとするのであれば、とりつかれていると言えるくらいプレゼンテーションのテーマに情熱を持つことだ。
  • 多くの項目が箇条書きで並ぶパワーポイントのスライドが示されると、脳の「言語処理センター」のみが活性化する一方で、ストーリーは脳全体を巻き込み、言語、感覚、視覚、運動領域を活性化する。
  • 驚きの瞬間の体験により、神経伝達物質のドーパミンが分泌され、聴衆の記憶に残りやすくなる。

TEDだけじゃない!プレゼンのコツ

TEDだけじゃない!プレゼンのコツ
TED以外のプレゼンに関する著作からもそのコツを勉強しておきましょう。

新人広告プランナーが入社時に叩き込まれる 「プレゼンテーション」基礎講座

  • プレゼンを成功させるための核は「主張を明快にすること」である。そのために、資料作りでは、必要な要素をわかりやすい順番で並べ、語られる内容すべてが結論につながる「ストーリー」を意識することが大切だ。
  • ストーリー作り の土台となるのは、「調査・分析」→「発見」→「初期仮説の組み立て」である。
  • おおまかなストーリーができたら、山場となるところを意識しつつ、個々のページを作っていく。
  • 「話す技術」で最も大切なことは、「自信を感じさせること」と「メリハリをつけること」である。]

ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン

  • 人の脳はストーリーに反応するようにできている。ゆえに、アイデアを語るときは、つねにストーリーというかたちに落としこむべきだ。
  • 自分が情熱を持つことがなによりも重要である。自分のモチベーションがどこにあるのかをはっきりさせ、「何を伝えたいのか」を明確にしなければならない。
  • 脳は苦闘のストーリーを好む。苦労した経験を糧にして、ストーリーを語っていくべきである。
  • 人はみな、自らのストーリーをつむぐ、生まれながらのストーリーテラーである。だからこそ、誰にでも世界を変えるストーリーを語ることができる。

CMプランナー福里真一が書きました 困っている人のためのアイデアとプレゼンの本

  • 無理に背伸びしてプレゼンが上手そうという印象を与えてはいけない。ひと言で伝えられる「わかりやすいシンプルな企画」を心がけることが大切だ。プレゼンしやすい企画を考えることは、いい企画づくりの肝でもある。
  • 気負わずに自分に才能なんてないと開き直ることで、企画をどんどん思いつけるようになる。そのことが結果的に心の余裕につながるため、質の高い企画を生み出しやすくなる。
  • 日常の中でふれてきた本やテレビ、映画、誰かに言われたひと言といった過去の経験や、生い立ち・性格などの全てが、企画を生み出すきっかけになっていく。

外資系コンサルタントの企画力

  • 企画を考えるときは、「妄想」「発想」「構想」を意識的に分けてみるとよい。優れた発想は非常識の影に隠れているので、羽目を外して考える「妄想」の段階は、発想に向けた必須作業だといえる。
  • 「構想」の段階では、ゲームのルールを変えるような事象となる「チェンジドライバー」を意識することが、企画の効果を高めるうえで重要だ。
  • 万能の権限をもたないリーダーが、各部門から集められた人たちを効率的に動かすには、組織設計の際に組織図を正しくつくり、組織運営のルールを関係者に周知する作業が重要になる。

これだけは知っておきたい「プレゼンテーション」の基本と常識【改訂新版】

  • プレゼンテーションは、目的を持って相手に働きかけることである。
  • プレゼンテーションの成功のためには、内容、伝え方、人柄の全てが必要である。
  • プレゼンテーションの第一印象は、見た目と声で決まる。
  • 1対1のプレゼンテーションは、内容を絞ることが重要である。
  • 多数の人を相手にしたプレゼンテーションでは、目的と内容に合わせて話の流れを決めることが重要である。

「分かりやすい説明」の技術

  • 「説明」とは「相手に分かるように説き明かす」ことであり「分かる」とは「話し手の意図を正しく理解すること」である。聞き手が脳内で情報をスムーズに処理できるよう、事前にその負担を減らすことが、話し手に求められる。
  • 人は迷わされることを嫌う。博物館を案内する添乗員がまず館内の構成を伝え、後方を確認しながらゆっくり引率し、現在地の説明を交えながら誘導するように、説明者も概要から説明し、聞き手が話についてきているかを確認しながら、不安を与えないように配慮することが重要である。