投資の勉強のための本を探しているなら、まず知って欲しい事【保存版】

読書

勉強のために投資関連の書籍を探す人
「投資に興味があり、勉強したいので本を探しています。でも投資関連の本ってたくさんありすぎてどの本を読んだらいいのかわかりません。本を選ぶのに、厳選された良書の要旨を教えて欲しいです。」

こんな悩みを解決します。

投資に関する良書とそれぞれの本の要旨を紹介します

様々な分野の投資のプロが書いた良書の中から、要旨をピックアップしてまとめています。読書の参考になりましたら幸いです。なお、本記事で紹介する書籍とその要約はフライヤーさんの記事になります。
(引用元:https://www.flierinc.com/)

それでは早速、本の紹介とその要点です。

ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ

  • バフェットは、ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』を読んだことがきっかけで、コロンビア・ビジネス・スクールでグレアムの授業を受けた。また、グレアムのもとで株式アナリストとして働いていたこともある。バフェットの成功の礎を築いたのは、グレアムの思想だった。
  • バフェットの初めての投資は、11歳のときだった。彼は姉と貯金を出し合い、シティ・サービスの優先株を6株取得した。しかしやがて株価が下落してしまい、彼は姉に対して罪悪感を覚えることとなる。

これが長期投資の王道だ

  • 多くの投資家がやっているのは投資ではなく「ディーリング」である。株価などの価格変動のみ重視し、短期間でいかに値ザヤを稼ぐかに専心する。これを資金運用という。
  • 投資運用とは、ただ「安く買って、高くなったら売る」ことを長期的スパンで繰り返すことだ。儲けてやろうと欲を出すものではない。
  • 長期投資で大事なのは、このような景気の大きな動きを先取りし、アセット・アロケーションを切り換えることである。

富裕層のNo.1投資戦略

  • 日本の個人投資家の7割以上は損をしている。日本人は資産運用について学びたいという知識欲が弱く、金融リテラシーが外国に比べて低い。
  • 自分の腕に自信があるなら自己流で投資をすればいいが、多くの人にとってそれは勝ち目の少ない戦いだ。優れたヘッジファンドに任せることが有力な選択肢である。
  • 投資において、リスクとリターンの関係を精査する必要がある。過去の実績からヘッジファンドはリスクに対するリターンが高い投資方法となっており、投資先の有力な選択肢として考慮しても良いだろう。

リスクを取らないリスク

  • 人間はリスク回避の性質を有すること、リスクを取るには相応のリターンが必要なこと、リスクとリターンのバランスは需要と供給により変化する、というリスクに関する3つのルールを意識したい。
  • 日本はリスクを取らないリスクという概念に乏しく、その結果、アメリカの景気後退の波を受けてしまった。リスクを取るリスクだけでなくリスクを取らないリスクも考慮し判断すべきだ。
  • 現時点で将来考えられるリスクを想定し、起こるべきリスクへの対応策を考えておいた上で、必要な対象については積極的にリスクを取ることが大切だ。

海外投資家に日本の不動産を売る方法

  • 日本、特に東京の不動産が、中国を中心に海外投資家の間で人気を集めている。
  • 中国では富裕層に加えて中間層が拡大しており、不動産投資への熱意が高まっている。
  • 東京オリンピックが終わったあと、不動産価格が維持されるのかを不安に思う向きもある。しかし東京への人口集中は続くため、不動産価格が大幅に下落することは考えにくい。
  • インフラが充実し、治安もよい日本は不動産投資先として大きな魅力を備えている。特に東京は完成された都市として世界的にも評価が高い。

金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる

  • 市場暴落のたびに紙幣の流通量が増え、お金の価値が下がるため、貯金をする者は負け組になってしまう。一方、金持ちは、税金を合法的に抑え、借金を上手く利用して、さらに金持ちになる。
  • ファイナンシャル・インテリジェンスの中心となるのは財務諸表であり、収入/支出/資産/負債/キャッシュフローという5つの言葉を理解することが重要である。
  • 本当のファイナンシャル教育は、まず借金と税金について学ぶことが要になる。借金と税金の観点から、3つの収入――「勤労所得」「ポートフォリオ所得」「不労所得」のうち、金持ちは後者2つのために働く。

ケインズ 投資の教訓

  • 本書では、ケインズの人生や投資実績、数々の著書からケインズの投資哲学が誕生した背景と、その哲学の真髄を紹介している。
  • ケインズは1929年の株価大暴落での投資の失敗を機に、古典的な経済学が有効でないことを確信し、投機家から長期投資家へと変化を遂げていった。
  • ケインズの投資術10ヶ条は、現代にも十分通用する投資の教訓である。分散投資が重要であり、投資の目的は蓄財に執着することでなく、豊かさを確保することである。

一流の投資家はなぜ、メンタルを大切にするのか?

  • 投資で安定的に結果を出すには、投資家心理・行動を反映したマーケットの変化を理解するための「行動ファイナンス」理論や、自分自身の心理的な動きに対処するための「メンタルコントロール」理論を学び、メンタル面を強化することが重要だ。
  • 投資の過度なプレッシャーによって生じるトレードハイやトレードうつを防ぐには、ストレス要因を取り除き、認知の歪みを「メタ認知」して修正することや、無意識に自分を守ろうとする「防衛メカニズム」と冷静に向き合うことが求められる。

知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生

  • 投資においては、大きなリスクをとると、損得のブレ幅も大きくなる。リターンはコントロールできないが、リスクは分散投資によって、運用コストは税金や手数料のマイナスの少ないものを選ぶことによってある程度コントロールできる。
  • 金融においては、直接金融/間接金融という形態の違い、株式/債券という調達方法の違いがある。金利は需給関係と借り手の信用度によって変動する。
  • 業界情報や景気、金利の水準などについて、常に関心を持って情報を収集し、自分で何かを判断するときの材料とすることが大切だ。

投資の神様

  • 投資の重要な原則は、「安く買って高く売る」ことである。バフェットが最強の投資家であり続けているのは、会社の定価を理解し、株価が高いか安いかをすぐに判断できるからだ。
  • バフェットは株価や市場を追いかけない。自分が決めたストライクゾーンに株価が入ってくるまで投資をしないのがバフェット流だ。
  • バフェットが投資先を決めるときに重視している、企業の将来性を測る二つの要素は、ブランド力と仕入れ力である。ブランド力とは高く売る力を指し、仕入れ力とは安く仕入れることでコストを抑制する力を指す。

勝つ投資 負けない投資

  • 投資の勝ち方は人それぞれである。自分に合ったやり方を見つけるには、実際にいろいろなやり方に触れてみて、それを実践している先駆者の考え方を学び、しっくりくるまで試すことが必要だ。
  • 片山氏の成長株を見極めるポイントは、業績数値の変化の「中身」である。変化の端緒を見つけたら、決算資料を読み込み、「想像力」を働かせて、その先にあるストーリーを考え尽くすことが大切である。
  • 小松原氏の投資する会社選びの最低限のポイントは、その会社の社長の質が高く、フェアでオープンな組織づくりができているかどうかである。

年利5%を実現する 投資の教科書

  • 日本は米国に比べて金融資産における株式投資の割合が少ないが、それにはいくつかの要因がある。中でも投資信託の手数料の差は大きく、日本の投資家は収益を圧迫されている。
  • 著者は高い投資成果を上げるために、世界の株式市場に時価総額に応じて分散投資をすること、定額を定期的に長期に渡って投資することという2つの条件を挙げており、これらによって個人投資家でも堅実に投資をしていくことができる。
  • うまく活用することで高い収益を上げる可能性がある注目トピックとして、ETF、NISA、金を解説している。

投資とお金の大事なことはモノポリーに学べ!

  • 巨大な建設クレーンの操作と同じように、賢いお金の判断を下すためには初歩的な教訓の実体験が必要である。その訓練に最適なのがモノポリーだ。モノポリーはお金に関するシビアな体験ができるビジネスシミュレーションゲームなのだ。
  • 著者はリスクを全く侵さないことこそ、最大のリスクだという。「リスクを冒さないリスク」を理解するにもモノポリーは良い教科書だといえる。
  • 交渉パターンには、①わがままタイプ、②復讐家タイプ、③詐欺師タイプ、④人格者タイプ、⑤扇動家タイプ、⑥執着家タイプ、⑦カメレオンタイプ、⑧珍品収集家タイプ、⑨お友だちタイプ、⑩専門家タイプがあり、それぞれの対応策を覚える必要がある。

Yahoo! JapanのビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略

  • 株式相場は、経済状況や企業動向だけで動いているのではない。人間が持つ感情が集積した空気感や雰囲気といったものに大きく左右されている。
  • 著者の研究により、株式相場での収益性には明らかな季節性があること、さらに個別銘柄にも「モテ期」、つまり買われやすい時期があることが実証された。
  • 長期的にいえば、株式投資は銀行預金よりも明らかに「儲かる」。ビッグデータやAIを活用し、平均より数%でも年間の収益率を上げれば、20年で1億円の資産を作るのも夢ではない。

さらば、GG資本主義

  • 高齢世代が重要ポストに居座り、企業の新陳代謝を阻んでいる。この構造的問題を、著者は「GG資本主義」と呼ぶ。
  • 上場企業の売上高や株価のデータでは、若い人に会社を任せればうまくいくことが明らかになっている。
  • 個々人がもっと仕事を楽しむためには、「オーナー・シップ(当事者意識)」をもって自分の道を切り開く「虎になる生き方」がおすすめだ。とりわけ、会社の中で存在感を発揮する「トラリーマン」の存在は、日本活性化においても欠かせない。

金利を見れば投資はうまくいく

  • リーマンショック前後に真っ先に景気の変化に反応したのは「金利」である。景気の動向を知りたければ、「金利」を注視することだ。
  • 景気を読み解く上で重要になるのが「政策金利」「国債利回り」「社債利回り」の3つの金利である。
  • 景気には3つのサイクルが存在しており、この3つのサイクルの低迷期が一致したときに世界的な恐慌が起きる。
  • 最大の消費者であるアメリカの影響力は依然として大きい。世界について知りたければアメリカのことをまず知る必要がある。

賢く決めるリスク思考

  • リスクがすべて既知で計算可能であるというのは間違った思い込みだ。確率がすべてわかっている「既知のリスク」と、計算で答えを探ることのできない「未知のリスク」の両方を認識することが、「リスク賢者」への第一歩だ。
  • 投資や結婚というような、「未知のリスク」、つまり不確実性の世界では、直観や経験則にもとづく判断をすることが最良の選択につながる。
  • 医療検査結果は、「既知のリスク」の世界に属するものだが、計算と確率の意味を正確に知ることが大切だ。

GPIF

  • GPIFは公的年金運用という組織の特殊性から、運用に際して制限が多い。本来リターンの最大化を目指すには、政府は運用に関して不干渉であるべきだ。
  • 望ましいGPIFのポートフォリオは、次のようなものではなかろうか。年金支払用の日本国債30%分を持ち切り前提で保有し、残り40%をインカムゲイン戦略のため、グローバル債券と不動産などの収益狙いの資産を入れる。20%はキャピタルゲイン戦略で、グローバル株式が中心となる(日本株はそのうち最大でも10%)。残りの10%はオルタナティブ戦略に当てるのだ。

海外投資家に日本の不動産を売る方法

  • 日本、特に東京の不動産が、中国を中心に海外投資家の間で人気を集めている。
  • 中国では富裕層に加えて中間層が拡大しており、不動産投資への熱意が高まっている。
  • 東京オリンピックが終わったあと、不動産価格が維持されるのかを不安に思う向きもある。しかし東京への人口集中は続くため、不動産価格が大幅に下落することは考えにくい。
  • インフラが充実し、治安もよい日本は不動産投資先として大きな魅力を備えている。特に東京は完成された都市として世界的にも評価が高い。

お金は寝かせて増やしなさい

  • インデックス投資とは、世界中に分散したインデックスファンドを積み立て投資して長期保有する投資法である。一度、銘柄と金額を設定すれば、あとは寝かせておくだけでよい。そのため、空いた時間で人生をより豊かにすることができる。
  • インデックス投資は長期的に見れば、着実に資産形成できる。ただし、年に一度、運用していく中で崩れてきた資産配分を、所定の比率に戻す「リバランス」が必要となる。
  • インデックス投資は、今後何十年も継続して初めて効果が現れる。

銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術

  • 銀行や証券会社は営利企業のため、顧客の手数料によって経営が成り立っている。お客様にとってのコストは金融機関にとっての利益であり、利益相反の関係が生じる。
  • 資産運用は基本さえ理解すればやるべきことは簡単であり、自分で資産配分を考え、ポートフォリオを組めるくらいの基本的な知識があれば、わざわざ高い管理費用を払う必要はない。
  • 資産運用の王道は、低コストの商品でポートフォリオを組み、時間分散を図りながら長期投資をすることだ。投資とは実はそれほど複雑でむずかしいものではなく、極めてシンプルなものと考えるべきだ。

アフター・ビットコイン

  • 金融の専門家の間ではビットコインに対する期待が低下している。著者は、ビットコインが、通貨のあり方を根本から変える「次世代の通貨」にはならないと考えている。
  • 一方で、ビットコインの中核技術であるブロックチェーンに関しては、金融やビジネスの仕組みに大きな影響を与える可能性が高い。
  • ブロックチェーンによって、金融取引にかかるコストを10分の1程度にまで削減できるという見方もある。そして、国際送金や証券決済分野への応用が有望視されている。

トップエコノミストが教える 金融の授業

  • 金融市場は、価格形成機能と、余剰資金の効率的な配分機能という二つの機能をもち、価格変動リスクや金利変動リスク、為替変動リスクなどのリスクをヘッジする役割も果たしている。
  • 日銀は2%の物価安定の目標に向けて、2013年4月に「量的・質的金融緩和」を導入したが、賃金の上昇の成果は不十分で、目標達成のメドはまだ立っていない。
  • 外国為替市場において、強い通貨はドル、ユーロ、円になる。円高、ドル高などは主にこの3通貨の力関係で決まると言ってよい。

人工知能が金融を支配する日

  • ヘッジファンド業界は、最高の人工知能技術者をIBMなどの企業から引き抜き、人工知能の研究開発を秘密裏に進めている。
  • 驚異的な速度と精度で取引の意思決定と執行を行うロボ・トレーダーが、相次いで世界の金融市場に進出している。
  • 人工知能の進化に寄与したのは、多階層のニューラルネットワークを使った機械学習である「深層学習」だ。
  • オズボーンの論文「雇用の未来」によると、金融の中核を担ってきた職種の多くが、今後ロボット化される可能性が高いという。

お金持ちはどうやって資産を残しているのか

  • 本書では「お金持ち」を、年間所得が1000万円以上か、純資産が1億円以上、もしくは相続税の対象となる人と定義している。
  • 税金のなかでもとくに関心を集めているのは、「所得税」「相続税」「贈与税」の3つである。これらは2015年の税率変更により、実質的な増税となった。
  • 年間所得が1000万円以上であれば、税制上は法人を設立したほうが有利になる可能性がある。
  • 生前贈与をうまく活用すれば、億単位の財産を「税金ゼロ」で移すことも可能である。

道具としてのファイナンス

  • ファイナンスにおいて、お金の時間価値を理解することは大切である。お金の時間価値は、端的に言えば、明日のお金より今のお金の方が価値が高い、ということになる。
  • ある投資案件に関して、将来のキャッシュフローの現在価値から初期投資額を引くことで、NPV(正味現在価値)を算出する。NPVがプラスであれば投資の妥当性があると判断できる。
  • 財務レバレッジを上げることにより、ROEは増加する一方で、財務破たんのリスクを高める。企業は節税効果と財務破たんのリスクのバランスを上手にとりながら企業価値を最大にするための資本構成を考える必要がある。

貧乏人の経済学

  • 貧困層の食費に多額の援助金をつぎ込んでも、全体としてのカロリー摂取量が増加するとは限らない。たとえ貧困層であっても、カロリー摂取の増加より美味しい食事のほうが優先される。
  • 貧乏な生活を送っている人はしばしば、退屈を紛らわすための娯楽や冠婚葬祭を、食事よりも重要視する。
  • マイクロファイナンスの登場により、貧乏な人でも適切な金利で融資を受けることが可能になった。
  • マイクロファイナンスの仕組みは、中規模以上の事業の立ち上げには適していない。

野村證券第2事業法人部

  • 野村證券のメインエンジンである第2事業法人部に、著者は27歳の若さで抜擢された。そしてバブル期に日本一の経常利益をあげた野村で、エースとして大活躍した。
  • ニューヨーク株式市場の大暴落(ブラックマンデー)で、大損失を受けた会社の救済に著者は走り回った。しかし国税局に目をつけられ、第1次証券不祥事の発端をつくった「戦犯」と呼ばれるようになる。
  • 野村退社後、著者はコンサルティングファームを立ち上げ、オリンパス子会社の資産運用に携わることになった。しかしいつの間にか粉飾決算に巻き込まれ、逮捕。現在まで係争中だ。

ウォール街の物理学者

  • ランダムウォーク理論以降、金融に物理学を持ち込んだ学者たちによって、相場の予測が科学的に行われるようになった。
  • 数理モデルの誤りは、どのようなモデルにも含まれている。例えばオプション取引にイノベーションをもたらしたブラック・ショールズ・モデルも、ランダムウォーク説を前提にしているが故に、大暴落の状況下では機能しないモデルだった。あるモデルを実際に活用する場合には、あらかじめそのモデルの限界を知っておくことが望ましいのである。
  • 気象学や臨界現象、一般相対性理論など物理学の考え方が金融に持ち込まれ、現在に至るまで最新理論の数々が生み出されている。

今回は以上です。投資の勉強の参考になりますと幸いです。なお、くれぐれも実際の投資は自己責任になります(笑)